●「劇場版マクロス△」の新作劇場版制作決定!
新たな劇場版アニメ作品の制作が発表されたので紹介。
「劇場版マクロスΔ」の完全新作劇場版の制作
が9月23日に東京・豊洲PITで開催されたBlu-ray&DVD「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」購入者限定イベント「ワルキューレ『扇情のプレミアムライブイベント』at 豊洲PIT」にて発表されました。
「マクロスΔ」といえば、2016年4~9月にテレビアニメが放送され、今年はその劇場版として「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」が公開された作品です。こちらの劇場版がTVアニメ版の総集編映画ということで、2クールの物を2時間に収めようとしたせいで、強引に詰め込んだ感じが否めなかった印象の作品でした。今回は改めて劇場版を前提に作られる新作ということで期待は高まります。
●「マクロスΔ」で忘れちゃいけない“ワルキューレ”の存在
そんな「マクロスΔ」の魅力として、忘れてはいけないのが、作中の戦術音楽ユニット
“ワルキューレ”の存在。
そもそもマクロスシリーズといえば歌が一つのキーアイテムにもなっており、毎シリーズ主要な登場キャラクターが戦場で歌う模様が描かれてきている作品です。そんなシリーズの中でも「マクロスΔ」では、「けいおん!」や「ラブライブ」といった実声優たちのパフォーマンスや声優のアイドルユニットブームの流行に則って、歌唱声優とのリンクを密接にした取り組みが成されているのが特徴的です。
作中アニメのユニット“ワルキューレ”が実世界に存在するかのような体験ができるところが肝となっています。
中の人。
「マクロスΔ」はおそらくこのユニットの存在が前提となっている作品なので、アニメ本編だけでなく、実世界の“ワルキューレ”のドラマも含めて追うのが、作品を十二分に楽しむ秘訣だと思うので、映画だけを見て分かった気になっているのもあまり良くないのだろうなぁとは、不勉強ながら思っております。
また、マクロスシリーズの前作の「マクロスF」がそこそこ一ムーブメントを起こした作品となった経緯があり、今作「マクロスΔ」の人気はそれに比べるとややおとなしめなのが実際のところです。そんな状況の中での、前回は新作ではなく総集編としての映画公開だったので、その力の入れ具合からもしかするとこの興行での活動が“ワルキューレ”の最後の活動にもなりかねないなんて不安も与えていた次第です。そんな流れでの新作発表なので、“ワルキューレ”ファンにとっても今回の新作発表は大きいニュースだったのではないでしょうか。
ワルキューレこそ“生き残りたい”だよ!
早速新作発表に伴いマクロスシリーズの音楽イベント「MACROSS CROSSOVER LIVE 2019」が2019年6月1日・2日に千葉・幕張メッセで開催されることが発表されており、歴代マクロス歌唱陣が勢ぞろいすることも明らかになっています。
今後も三次元ワルキューレもユニットとしての活動があるわけでして“ワルキューレが止まらない”とはこのこと。
ワルキューレが今以上に飛躍していく可能性もまだまだ捨てきれないでしょう。
そして、またこれもある種のVRの形。
アニメ映画好きとしても特殊な作品体系の映画として注目して参ります。
マクロスデルタ VF-31J スーパージークフリード (ハヤテ・インメルマン機) 1/72スケール プラモデル
◆関連記事◆
【劇場版マクロス△激情のワルキューレ】の感想。「よくできている」ことはマチガイナイ
【劇場版マクロス△】&【コードギアスⅡ】の連続鑑賞で総集編映画を思う!