未だ「カンフーパンダ3」の日本展開について大々的なアナウンスがありませんが、海外では既にドリームワークス・アニメーションの最新作の話に移っております。
その名も「Trolls（トロールズ）」！！
かなり前にこのブログでも紹介しましたがついに今年上映となります。
監督はマイク・ミッチェル氏。
過去監督作は「シュレックフォーエバー」や「アルビン3シマリスたちの大冒険」など、アニメ映画に加え実写映画の経験も豊富な方です。
本作について言いたいことがあるのですが、まずは最近公開されたトレーラーを見てみて下さい。
こんな感じです。
なんというか・・・
日本受けはしないって感じのデザインです。
今回もビデオスルー案件なんじゃないかという懸念しかありません。
「アンツ」時代からある傾向として、ドリワ作品はやたら日本受けしなさそうなキャラクターデザインが頻繁にあると思っているのですが、今作もまさにそれ。ぺちゃっとした鼻とか、毒々しいお菓子みたいな色合いとか、けっして「可愛い」では押し通せないデザインです。
きゃりーぱみゅぱみゅ路線ならワンチャン・・・いや厳しいか。
昨今のドリワ作品の日本での扱いが酷いこともあって、新作が出る度に日本ではこういうマーケティングすればいけるんじゃないかな？ってのを広報担当でもないのに勝手にイメージしていますが（脳内一人遊びシリーズ）、この「トロールズ」に関しては、無理ってストレートに思っちゃってます。
キャラクター大国である日本で、この「トロールズ」が勝ち抜いていけそうなビジョンが見えてきません。コンセプトやストーリーもいまいち掴めないし、どういう理屈でこの作品にGOサインが出たのかはよくわかりませんが、十中八九日本で公開されない映画なんだろうなぁ・・・。
ただ、
ドリームワークスだから
やっぱよくできてるんだろうな・・・・
とも思う次第。
かつて「クルードさんちのはじめての冒険」でも同じように、原始人たちのキャラクターデザインに『微妙』と思いながら劇場に足を運びました。しかし、本編を見たら人生ベスト級の映画だったのだから、ドリームワークスの恐ろしいところです。キャラデザで見限るのはドリワ作品ではなし！と実感した次第なので、この「トロールズ」もきっと良い映画でしょう！
大傑作です。
これはドリームワークスのライバルでもあるPIXARの「トイストーリー」におけるトロールたち。
あのおばあちゃんみたいな顔の“トロール”デザインで、泣いて笑って歌って踊って騒がせてってやった方が面白いんじゃないかと思ってたりもします。「ズートピア」の時のような『なるほど、だからこういう映画を作ったんだな』と腑に落ちる瞬間が「トロールズ」にもあることを祈ります。
公開は今年の11月4日。
果たして日本への上陸はいつになるのか。
・・・というのか来るのか！？ちゃんと。
っていうか「カンフーパンダ3」の日本展開の続報も早くお願いします。
不安です。
日本におけるドリームワークスの夜明けはまだまだ訪れてません。
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