無事「モンスター・ホテル2」が週末から日本公開がスタート。
過去に苦言は呈してはいるものの、大好きなシリーズなので、無事日本上陸できたことは嬉しく思っております。
ですが、今回もまた苦言を呈します。
すいません。
「モンスター・ホテル」シリーズは大好きですし、メイヴィスはすっごく可愛いと思います(着ぐるみとか時折可愛くない顔はありますが)。
でも心を鬼にして、今回の「2」に言いたいことがあるのです!
それはエンドロールのこと!
アニメ映画のエンドロールが好き!と再三このブログでも述べているだけあって、本作のエンドロールについては言及せざるを得ません。
今日はその話をしようと思います。
私、「モンスター・ホテル」の「1」のエンドロールが大好きで、2012-2013のアニメ映画のエンドロールをランキングにしたときも、本作を2位に選ばせていただいたぐらい好きなのです。
(※ちなみに1位は「シュガーラッシュ」)
すっかり3Dアニメの方が主流になってきたアニメ映画界でさっきまで、立体的に描かれていたキャラクター達が、昔ながらのカートゥーン調の画風で動きまわる姿は、単純なアニメとしての面白さと設定資料集を見ているような面白さの2つの面での魅力があって大好きでした。
そして、上記をAパートとすると、Bパートとして用意されている美術類も綺麗であり、落ち着いたBGMも相まって、「良い映画を見た」という後味につながっていたと思います。
こんな素敵なエンドロールを作ってくるのだから、
「2」のエンドロールももっとすごいものが来るんじゃないか
と「2」は「1」よりすごくなければいけない主義の私は期待したわけですが
「2」で出てきたエンドロールはこんな感じ↓
んーーーーー、
微妙。
作中にちょこっと出てくるモンスターのマジシャンが「1」同様カートゥーン調のアニメーションでパフォーマンスを繰り広げるというもの。
正直、もっと作中のメインキャラクター達の活躍やエピソードを見たかったです。
題材としても、イマイチ。
手品の演目をアニメーションで見せても、舞台そのものがなんでもありのフィクションの世界なのだから、いくらすごい手品を見ても、どこまでがフィクションのラインを超えたものなのかわからないんだから、面白くないです。
「1」はエンドクレジットがどう表示されるのか?という部分に焦点が当たっていたことが魅力のひとつだったことがよく分かりました。
今回は手品という題材が悪いノイズとなっていると感じました。
手法自体もカートゥーン調で見せる「1」と全く同じだし、正直肩透かしを食わされた気分でした。
そんな感じで、「モンスター・ホテル2」で初めて「モンスター・ホテル」シリーズに触れたという人も居るかもしれないので、その方々には是非「1」の方もチェックして欲しいのです。
「2」で首を傾げた人ももしかしたら、「1」は好み!って人も居るかもしれないです。そう主張したくなるぐらい、「モンスター・ホテル」の「1」、おすすめなので是非チェックお願いします!
(エンドロールを切り口にしている時点であまり大衆向けの勧め方ではない)
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