映画「チャッピー」に
Die Antwoord(ダイ・アントワード)という
HIPHOPグループが登場しています。
この映画を見るまで、存在すら知らなかったのですが、
「チャッピー」のおかげで今、
ダイ・アントワードのブームが私に来ております。
「チャッピー」にご本人役として登場している・・・
なんて話もみかけますが
役名は確かにそのまま使われていたものの
銃を乱射したり、廃墟に住んでたり、
あくまでもフィクション中のダイ・アントワードでした。
音楽活動をしているダイ・アントワードとは別物です。
そんな彼らがどんな人達かを付け焼き刃の知識で紹介します。
ダイ・アントワードのMC
Ninja(ニンジャ)はチャッピーのパパ代わり。
物語では現実世界の闇を「チャッピー」に教える役回りを担います。
(あと名前に違わぬ戦闘アイテムをチャッピーに伝授したりも・・・)
作中では正直嫌なやって役回りだし
ひょろっとした体型が、映画のキャラクターと相まって
小物臭が否めなかったのですが
実際のラップやライヴシーンを見るとめっちゃカッコイイし、
PVのプロデュースで魅せる映像センスは非常に素晴らしいと思いました。
ダイ・アントワードのサイドMC
Yo-Landi(ヨーランディ)はチャッピーのママ代わり。
物語ではチャッピーを我が子の様に育てる優しい人物として描かれます。
劇中やエンディングでもダイ・アントワードの曲が流れるのですが
ヨーランディの可愛いさと神秘さを兼ね備えた不思議な歌声に
多くの人が「おっ」と思うのではないでしょうか。
曲によってはすごいラップテクニックを聞かせてくれたりもします。
この二人は実際のご夫婦。お子さんもいらっしゃいます。
夫婦仲良く音楽活動してる感じってなんだかいいですよね。
それがHIPHOPだからちょっと不思議でもあるんですが。
実はダイ・アントワードにはもう一人、
DJのHi-Tekさんって方もいらっしゃるのですが
今回「チャッピー」には出てないようですね。
ちなみにこの画像の人はフェイクだ。
この3人めっちゃかっこいい曲を作るのですが
実は・・・日本要素があちらこちらで見られます。
Ninjaの名前の通り忍者フィーチャーなMVがあったり
ピカチュウやグルーミーの着ぐるみパジャマを着たり
そして、なんと
日常系4コマ漫画の走りでもある「あずまんが大王」の
TVアニメ版で出てきた劇中曲、『作りましょう』を
英語でカバーしていたりもするのですよ。
(参考:http://matome.naver.jp/odai/2141182989707009901?&page=1)
カバー前
カバー後(曲の最後をチェック)
上2つに関してはベタめな日本要素かもしれないですが
「あずまんが大王」はすごくマニアックなチョイス!
上辺だけをなぞったジャパン文化とはひと味違います。
あと忘れちゃいけないアートワーク。
チャッピーの家となる廃墟の落書きなども
ダイ・アントワードセンスによるものだそう。
うーん、私、こういうの好きです。
2010年のサマーソニックで来日していたそうですが
しばらく公には日本には来ていないようです。
この「チャッピー」を機に、日本でも人気がガン上がりになって
また日本でのライブが拝めると素敵ですよね。
最後に一番お気に入りの曲の「BABY'S ON FIRE」を貼って
今日のブログを終わります。
さよならさよなら。(雑な終わり方)
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