【スタードライバー THE MOVIE】「エンダーのゲーム」のロゴを見て思った日本語の話 | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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現在「エンダーのゲーム」が公開中。
中国でも同じく1月の中旬から公開が始まっています。

エンダーのゲーム



人気のあるSF小説らしく、それなりに知名度のある作品らしいです。
それもあってか今回は原作小説の邦題を映画タイトルにしています。
・・・のだけど、知らない人間にとっては
ややギョッとするタイトル。


エンダーのゲーム


日本語で「エンダーのゲーム」!!ってされると
スラッと読めてしまうせいかダサい
SF作品を意識したかっこいいエフェクトがかかっていることも
相まって違和感が倍増。
あえてのタイトルだったのかもしれないけどかっこ悪いのは否めません。








外人がわけわかんない日本語のタトゥー彫ってたりもしますし、
日本語がダサく見えてしまうのは、
日本人が日本語をスラスラ読めてしまうせいかもしれないと思っています。
その能力のせいか日本人に向けて短い日本語をカッコ良く
見せる(魅せる)って意外と制限の多い技
だと思うのです。











そんな中で近年のアニメ映画で
これ、カッコいいじゃんってロゴがあったことを思い出しました。
「スタードライバーTHEMOVIE」

  スタードライバーザムービー


です。
今作はTVアニメのシリーズの映画化です。
元々はこんなタイトルロゴでした。

スタードライバー英字


映画化に伴い、わざわざ新たにタイトルロゴを作りました。

スタードライバーいいロゴ


アニメ版もカッコいいですが
映画版の方もカッコいいです。
なにより日本語のタイポグラフィーに成功している!
カタカナってシュッとしていてカッコ良く見せるのには
一番相性がいい文字だと思っていますが
このロゴで確信に変わった気がします。





「エンダーのゲーム」って邦題に関してもこういう例を見ると
料理の仕方によっては全然映える見せ方にできたのではないかなぁ。
こういうところこそ“デザイン”のお仕事なのですが。


     
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