11月20日(日)、今年も根木内小学校校庭において「ねぎっこまつり」が開催されました。

「ねぎっこまつり」は根木内放課後児童クラブ保護者会のお祭りで、全児童とその保護者全員で力を合わせて行われています。祭りをきっかけに、地域とのつながりと親睦を深めることも目的とされていますので、おやじの会では趣旨に賛同し、子どもの笑顔のために毎年餅つきを担当させて頂いてます。

当日は、朝こそ冷え込みましたが開始時間には太陽がしっかりと顔を出し、終日小春日和のいいお天気で、来場者も去年よりさらに多く、大変に盛り上がりました。

実はこれまで「ねぎっこまつり」での餅つきは、現場で用意される薪で火を起こし、金物のせいろで米を蒸し上げていたのですが、火力の安定しない薪と、蒸気の通りの悪い金物のせいろではどうしても納得のいく餅をつきあげることが出来ず、会のメンバー毎年たる思いだったので、今回から松戸神社祭りで20年以上ご活躍なさっている松戸神社神輿連絡会から一式をお借りし、さらに木村洋司会長の直々のご指導をいただきながら、おやじの会、渾身の餅をつきあげました。

結果は、過去最高の出来栄え!あんこもきなこもあべかわも遠慮なく自画自賛できる素晴らしい味わいでした。

また、この日印象的だったのは、初めて付き手として参加してくださったIさんです。5年前の4月に気仙沼からこちらに引っ越してきたご一家ということで、当時のリアルなお話をいろいろ聞くことができ、会の一同うならされることしきりでした。

「とりかく津波のこない街に住みたかったんです。もう二度とあんな思いはしたくないので」と語られる言葉の重みに、秋晴れの日に皆で餅をつけることの幸せを改めて思い知らされました。