小学生の頃クワガタを飼っている時に思っていたのですが、短命のペットからすれば我々ヒトって不老不死に見えているのでしょうか。

クルマネタ。

いや~やっと待ちに待った納車を迎える事が出来ました。注文日から約2ヶ月弱、長かったですねぇ。

備忘録も兼ねて徒然と書いていきます。

IMPREZA WRX STi
初代GC型インプレッサが大ヒットし、大幅な進化を遂げて登場したGD系インプレッサ。

その走り故に「世界一過激なセダン」「戦う4WD」と評される事も。

WRCやスーパー耐久など、国内外のレースで名を轟かせてくれました。

GD系インプレッサはデザインに対するスバルの試行錯誤があったようで、マイナーチェンジをする度に全く違うエクステリアを見せてくれました。

私のクルマはGD系インプレッサの中期型初期モデル、GDB-C型(通称涙目インプレッサ)になります。


きゅるんきゅるんの涙目がたまりません。

2020年5月23日納車(オドメーターは85,625km)。

納車されて1週間で1,200kmも走りました。まだまだ走り足りない位には楽しいです。

ブラックトパーズ・マイカという塗装色です。ゴールドのホイールともよく合う良い色です。
黒という事で汚れが目立ちますが、洗車する楽しみが増えたというものです。

購入動機はカッコ良かったから。憧れだったから。

価格は車両本体価格が128万円、整備や部品交換料、手数料込みで総額160万円程でした。

周りからは「時代遅れ」「他の車あったでしょ」なんて言われますが、私の中にはこれしかないんです。
カッコ良さも実用性の内。実際大満足していますよ。えぇ。


仕様・スペック

車名、型式:GH-GDB

【ボディ】
全長×全幅×全高:4415mm×1740mm×1425mm
ホイールベース:2540mm
トレッド幅:1490mm(F)、1485mm(R)
最低地上高:140mm
車両重量:1440kg

【エンジン】
型式:EJ20
2.0L水平対向4気筒DOHCターボ
排気量:1994cc
最大出力:280ps/6000rpm
最大トルク:40.2kg-/4400rpm

【シャシー】
駆動方式:4WD
トランスミッション:6速MT
サスペンション(F、R):ストラット式独立懸架
ブレーキ(F、R):ベンチレーテッドディスク


内外装チェック

リアエクステリア。

GD系インプレッサはテールのデザインが美しくて気に入っています。

大きなスポイラーがレーシーでスパルタンな印象です。→ダウンフォースの効きについては...正直分かりません!

トランクはダンパーがないので手を離すと勢いよく開いてはべコンと間抜けな音がします。

マフラー(リアピース)はSTIのゲノム。GDBはこの型からエキマニが等長になったのでボクサーサウンドは薄れてしまいましたが、オプションとは思えない良い音を奏でてくれます。

暖機後や車内で聞く音はジェントルな音量です。

内装。

ブルーがスバルらしくて良いのですが、ブラックの外装とは合わない気もします^^;
(知り合い曰く、第一印象は「ルカリオ」だそうです、確かに...笑)

ナビやオーディオはついていませんでした。

シートはカッチリとしていていかにも競技車両といった感触です。ホールド感はバツグン。

メーター周り。

赤ベースで大きなタコメーターとSTIのロゴがやる気にさせてくれます。

レブリミットインジケーターが作動する回転数を任意に設定できます。私は街乗りメインなので3000回転にしています。



タイヤ周り。

純正タイヤは225/45ZR17ですが、納車時には235幅のタイヤがついていました。E型からは純正タイヤが235になってフェンダーも拡大されたらしいですね。

ホイールは純正BBS。5穴でP.C.D.が100mm、キャリパーも大きなブレンボなので社外ホイールは限定されそうです(^^;
(E型からは114.3mmに統一されたそうです。)


エンジンルーム。
→ギッシリ詰まっていて整備性はかなり悪そう...。

エンジン出力の割に排熱性能は良くなさそうで、走った後ボンネットを開けると物凄い熱気が顔面にダイレクトヒットしてきます。

熱すぎて素手じゃボンネットを支えるつっかえ棒が持てないくらいです(黒いボディだからというのもあるんでしょうけどね)。


インプレッション

走ってみた感想としては中々のジャジャ馬です。

低回転域でのトルクはかなり薄いようで、普段の2速発進ではいつも軽自動車にさえせっつかれます。

ですが3000回転を超えた辺りで鬼のような加速をしてくれます。俗に言うドッカンターボです。

クラッチは聞いていた通り重ためで、低速トルクの薄さも相まって渋滞や急勾配での発進は結構気を使います。

シフトのフィーリングはショートストロークな上にカキッとしていて気持ちがいいです。

乗り心地はハッキリ言って最悪です。

ロードノイズや段差での突き上げはかなりのもので、同乗者からは大ヒンシュクです。

燃費はお世辞にも良いとは言えず、1日ぶん回せばみるみる燃料が減っていきます。勿論ハイオクです。

ですが特別なクルマに乗っているという満足感は何物にも代え難いですね。

むしろデメリットも「利便性より走る事だけを追求した硬派なクルマ」と愛着が湧いてくるほど。

街中ですれ違った男の子なんかにはよく注目されます。


先代の72型スイフトと共に。

GDBはコンパクトでアイポイントも高いのでスイフトから乗り換えても違和感なく乗れています。

とまあ、感想としてはこんなところでしょうか。

細かい事は書ききれないので、気になった事があればその都度書いていこうと思います。


今日はどんな一日でしたか?

時期は初夏。セミの鳴き声を聞くと想いを伝えられなかったあの頃を思い出し、切なさとチョッピリの懐かしさを感じてしまいます。

暑い日が続いていますがどうか体調にはお気をつけて。

あなたの明日に良いことがありますように。

それではまたお会いしましょうね。

情(こころ)には 思ひわたれど 縁を無み 外のみにして 嘆ぞわがする(万葉集巻四 714 大伴宿禰家持)