けそうぶみ[けさうぶみ]【懸想文】
↓
みち【未知】
まだ知らないこと。まだ知られてゐないこと。⇔既知
・ ―の世界
・ ―への挑戦
~三省堂・大辞林より~
↓
みち【未知】
まだ知らないこと。まだ知られてゐないこと。⇔既知
・ ―の世界
・ ―への挑戦
~三省堂・大辞林より~

子供達は毎日が未知との遭遇だ!
七日間も晴れが続いたのは50年振りだつたと云ふゴールデンウィーク、
Jr君は海に出かけた…
テレビや絵本の中では見た事があつたかも知れないけれど、
Jr君は海に出かけた…
テレビや絵本の中では見た事があつたかも知れないけれど、
彼は生まれて初めて、
潮の匂ひでいつぱいの風を受けながら、
寄せては返す白い波を自分の目で見て、
濡れて締まつた砂浜をその足で踏みしめ、
まだ少し冷たい海水をその掌で触れた。
潮の匂ひでいつぱいの風を受けながら、
寄せては返す白い波を自分の目で見て、
濡れて締まつた砂浜をその足で踏みしめ、
まだ少し冷たい海水をその掌で触れた。
その前日に僕と行つた遊園地なんて比べものにならないくらゐハイテンションだつた。
確かに、目の前にこんなにも大きくて何処までも広がる存在なんて、海か星空しかないだらう。
しかも、繰り返し自分に向かつて迫つてくるのは海だけだ。
確かに、目の前にこんなにも大きくて何処までも広がる存在なんて、海か星空しかないだらう。
しかも、繰り返し自分に向かつて迫つてくるのは海だけだ。
大きく力強く、それでゐて優しくて何処か懐かしい。
生命の故郷、母なる海とは良く言つたもんだと思ふ…
生命の故郷、母なる海とは良く言つたもんだと思ふ…
でも、そんな言葉や意味なんてまつたく関係ないのかなあ…
『お前は何を知つているんだよ…』
『お前は何を知つているんだよ…』
只々感情を爆発させてゐる彼の叫び声が、さう言つてゐるやうに聞こえた。
声も表情も全てが弾けた状態で波と追ひかけつこをしてゐる彼の姿こそ、
海を、未知なるものを、見た時の素直な反応なのかも知れないなあ。
海を、未知なるものを、見た時の素直な反応なのかも知れないなあ。
何でも知つてゐるつもりになつて、
何事も予測できる(と思つてゐる)範囲でしか行動しなくなつた自分も、
本当はまだまだ知らない事ばかりの筈で、
幾らでも未知との遭遇はあるのかも知れないんだよなあ…
まあ、彼のやうにあんな叫び声は上げないかも知れないけれどね(笑ひ)
何事も予測できる(と思つてゐる)範囲でしか行動しなくなつた自分も、
本当はまだまだ知らない事ばかりの筈で、
幾らでも未知との遭遇はあるのかも知れないんだよなあ…
まあ、彼のやうにあんな叫び声は上げないかも知れないけれどね(笑ひ)
BGM ♪ 海へ出かけた by 斉藤和義 ♪
嫁さんの撮影した動画を見てそんな事を考へた…
この日、僕は仕事の都合で、独りお家で留守番でしたからね…^_^;
さうさう、彼がこんな風に喜ぶ姿は、僕には【未知】だからな!
今度は一緒に体験しなくちやいけないな…
さて、山へ登るか、空でも飛ぶか…
まだまだ未知の世界は沢山あるな!(^o^)y-゜゜゜