今日はリック・オケイセック93年のアルバム「NEGATIVE THEATER」です。4作目のソロ・アルバムです。
当時、リックが執筆した同名の書籍と連動して、企画されたアルバムで、当時はメディアミックスと呼ばれていましたが、今では死語になっています。
アルバム全体がダウナーな雰囲気の作品で、リックの野心作となりました。
しかしアメリカのリプリーズは、ノンコマーシャルな内容で、シングル向きの楽曲が見当たらないことから、アルバムのリリースを拒否しました。
危うくお蔵入りになりかけましたが、楽曲の差し替えを条件に、交渉は成立しました。
アルバムから8曲を外し、替わりにポップな楽曲7曲を加え、「QUICK CHANGE WORLD」と改題され、ワールドワイドでのリリースとなりました。
しかしアルバムのセールスが振るわず、リックとレーベルとの関係が悪化し、リックはリプリーズを離れています。
そのため日本では長年の間、お蔵入りが定説になっていましたが、ヨーロッパ(ドイツ・プレス)のみでリリースされていました。
長年の間、廃盤となっていますが、事情が事情だけに、再発は難しいようです。