たづむらは、大丸と松坂屋を傘下に持つJフロントリテイリングのレストラングループに属するとんかつチェーンで、オアゾの5階に出店している。メンチ930円、肩ロース1,200円などが人気のようであるが、11時30分までに入店すると、780円のサービスランチという廉価メニューも用意されている。店内は、なぜかヒーリング音楽が流れており、まったりとした雰囲気で、正午でも、待ち時間なしで入店できたが、タイミングによってはやや待つこともありそうだ。

今回は、定番の「ロースカツ定食　1,300円」をオーダー。とんかつのチェーン店ではお約束の「御飯、キャベツ、味噌汁はお替わり自由」はここでも実施されており、その気になればいくらでもお腹を満たすことはできそうだ。

とんかつは、さぼてんのように、小振りのあたり鉢で白ゴマをすりつぶし、中濃ソースを混ぜ合わせるスタイル。ゴマの良い香りが食欲を刺激する。とんかつ自体はボリュームはそれほど大きくない。肉質は、普通で、値段相応。

近隣のとんかつ屋さんとくらべて、特別に差別化するような特徴はないが、値段も控えめで誠実な感じがするので、しっかりスタミナを付けたいときには、悪くはないかもしれない。

たづむら
東京都千代田区丸の内1-6-4丸の内オアゾ　5階
03-3216-5300

第108回 たづむら

第108回たづむら