東京駅のキッチンストリート に美味しいハンバーグの店があると聞いて、同僚と東京駅改札外の飲食店街に向かった。その神田寄りに位置するVimon は、ステーキ、ハンバーグの専門店で、昼は25食限定のメンチカツ定食(1,000円)も人気があるようだ。

店内はキッチンストリートの他店と同様にカジュアルで、無機質的な雰囲気がある。定番のハンバーグ定食は、Aランチ(すねバーグ、1,380円)とBランチ(とろバーグ、1,680円)の2種類があり、前者はすね肉を100%使用したハンバーグ、とろバーグはもも肉とすね肉を使用したジューシーなハンバーグとなっている。今回は、Bランチを選択した。注文の際に、ミディアムで良い事を確認されたが、半生が好みでない場合は、ウェルダンを頼むと良いようだ。

まずは、コンソメスープが運ばれてきた。かなり塩味がキツく、喉が渇く。続いてハンバーグと温野菜、そしてライスが供されたが、果たして、ハンバーグはかなりの塩味。この店のウェブサイトには「牛肉の旨みが自慢!故にソースは無し」と記してあったが、たしかにこれだけ塩を効かせていれば、ソースは要らないだろう。ステーキ自身は、油分がかなり多く、ジューシーと言うより、どちらかというとベチャベチャした食感だった。

ライスは大盛り無料とのことだが、大盛りにしないと、かなり少量のポーションであるので、塩味の強いハンバーグに適切な比率で口に運ぶと、御飯が足りなくなる。事前に大盛りを選択すべきであろう。

多少の行列は覚悟しても、オアゾにあるつばめグリルのハンブルグステーキのほうが、価格もリーズナブルで、味も納得できる、と感じた。

STEAK & HAMBURG Vimon
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅1Fキッチンストリート
03-3283-1841