自由が丘では人気があるという洋食屋「自由が丘グリル
」であるが、新丸ビルの7階に出店。あまり人が上っていかない7階という場所が悪いのか、正午近くになってもあまり混雑していなかった。
ランチメニュー
は大半が1,800円で、カニクリームコロッケやハンバーグなどの洋食の定番料理がラインアップされている。悩んだ末に人気メニューという「メンチカツ」をオーダー。
しばらくして出てきたメンチカツに、ナイフを入れると、肉汁がジュワーッとでてきた。とても洗練された味で、完成されたメンチカツだと思った。しかし、どうもピンとこない。あまりにも自己完結していて、洋食の要であろう「白いご飯とのマッチング」という面では、やや物足りないのだ。これはご飯を美味しくたべる日本で発展した「洋食」ではなく、フランス料理に近いのだろう。箸よりもナイフとフォークを使ってたべさせる雰囲気のレストランであるので、そう考えれば納得もいく。
とはいえ、メインの他にはもちろんご飯と味噌汁も供される。味噌汁はとても大ぶりなアサリが惜しげもなく入っていて、とても美味しかった。
メンチカツは完成された味だったし、味噌汁もご飯も悪くないのだが、メインとその他のベクトルがちょっとずれているので、チームワーク良く仕事が出来ていないの感じがする。次回は別のメニューでご飯とのマッチングを試してみたい。
自由が丘グリル
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング7F
03-5220-2351