同僚とパスタをしっかり食べよう、ということになり、彼の引導で隣の大手町にあるこのLa Verde へ。大手町へランチに行くのは初めてだったが、至近距離で、Tokiaに行くのとなんら変わりはない。
La Verdeは、昭和のイタリアンを感じさせる。最近のイタリアンレストランは、シチリア料理とか北イタリア料理など、イタリアの各地方の特色を出しているケースが多いが、この店は、まさにスパゲティ&ピザ屋さんであり、ある意味懐かしい雰囲気だ。


とはいえ、全席喫煙家という悪しき意味でも昭和を意識させられる。最近の丸の内ではランチタイムは前面禁煙があたりまえ、愛煙家に配慮している店でも分煙である。完全に喫煙が可能な店なんて、あり得ない。これだけでも、店を変えたくなったが、まだ空いていてタバコ客から距離を取ることができそうなので、我慢して入店。


メニューはまさにスパゲティとピザ屋さんのそれ。なんたって、ナポリタンすらラインアップされている。そこでおもわず、喫茶店に入った気分で、ナポリタン(ただしナポレターナと呼ばれている)を注文。貧弱なサラダのあとにサーブされたパスタは、トマトベースでロースハム、玉葱、ピーマン・・ってまさに喫茶店のナポリタンそのもの。価格は1,150円でポーションはたっぷりで、オプションでさらに大盛りも注文できるから、大食漢には嬉しい店であるが、個人的には一度で充分だ。


La Verde

千代田区大手町 1-5-1 大手町ファーストスクエア B1
TEL 03-3217-1540