廃鶏を使用した偽装表示問題で話題となった比内地鶏は、薩摩地鶏や名古屋コーチンと並んで、日本三大地鶏のひとつだそうだ。その比内地鶏を使用していることをウリにしている焼き鳥チェーンが東京今井屋本店である。このチェーンはすべて本店と称されているようで、丸ビルの6階にも支店ならぬ「本店」が出店している。一時はランチタイムも賑わっていたらしいが、現在は落ち着いており、12時を過ぎてもそれほど並ばずに入店できる状態である。
ランチメニューは定番の「究極の親子丼」や週替わり丼(ともに1,200円)、鶏かつご膳と焼き鳥丼(ともに1,600円)、親子丼ご膳(2,300円)といったところ。どのメニューにも小鉢(この日はひじき)、香の物、杏仁豆腐、食後の飲み物(コーヒー、アイスティーなど)がセットになっている。
焼き鳥屋さんといえども、さすがに丸ビルの店舗だけあって、接客は丁寧でキビキビしており、感じがよい。店内にはさまざまなお酒がディスプレイされており、拘りが感じられる。
ランチ客の半数以上が注文していると思われる親子丼は、どちらかというと「親」よりも「子」の玉子の存在感が強いが、半熟でとろとろの黄身がふっくらしたご飯をコーティングし、それが照明でキラキラと輝き、見た目にもおいしそうだ。「究極」かどうかはともかくとして、美味であった。できるならば、杏仁豆腐やコーヒーの代わりに比内地鶏の鶏肉をもう少し増やして「親子」を堪能できるようであれば、食後感はさらに増すだろうに。
東京今井屋本店
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング6F
03-5208-1717
ランチメニューは定番の「究極の親子丼」や週替わり丼(ともに1,200円)、鶏かつご膳と焼き鳥丼(ともに1,600円)、親子丼ご膳(2,300円)といったところ。どのメニューにも小鉢(この日はひじき)、香の物、杏仁豆腐、食後の飲み物(コーヒー、アイスティーなど)がセットになっている。
焼き鳥屋さんといえども、さすがに丸ビルの店舗だけあって、接客は丁寧でキビキビしており、感じがよい。店内にはさまざまなお酒がディスプレイされており、拘りが感じられる。
ランチ客の半数以上が注文していると思われる親子丼は、どちらかというと「親」よりも「子」の玉子の存在感が強いが、半熟でとろとろの黄身がふっくらしたご飯をコーティングし、それが照明でキラキラと輝き、見た目にもおいしそうだ。「究極」かどうかはともかくとして、美味であった。できるならば、杏仁豆腐やコーヒーの代わりに比内地鶏の鶏肉をもう少し増やして「親子」を堪能できるようであれば、食後感はさらに増すだろうに。
東京今井屋本店
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング6F
03-5208-1717