すでに言い飽きたが、丸の内の飲食店は新丸の内ビルを筆頭として物価が高い。個人的に「リップオフ 」番付をつけると、東の横綱が新丸ビル、西が丸ビル。東大関がOazoで西大関がTokiaビルといった具合である。しかしその周辺のビルになると徐々に番付も下がってきて、リップオフ度合いも低下してくる。新丸ビルとオアゾに隣接している三菱UFJ信託銀行本店ビル は、飲食店の数はそれほど多くないものの、すし屋やラーメン屋などが、(新丸ビルに比べると)良心的な値段で営業している。このビルの飲食店は、三菱UFJ信託の社員でなくてもまったく問題なく使えるし、新丸ビルやオアゾとは地下でつながっているので、大変便利である。
その中の一軒、まほらま は、米沢をテーマとした魚介類中心の和食店。ま、どちらかというと居酒屋が昼にもランチ営業をしている雰囲気の店であるが、あたらしいビルなので店内も清潔であり、接客もテキパキとしている。
ランチメニューは過半が1,000円で、1,300円のご膳などはかなり豪華で、おぼろ豆腐、茶碗蒸しなど副菜がてんこ盛りとなる。本日、注文したのは、魚がし丼、つまり海鮮丼でその日にとれた魚介類、という触れ込み。この日の内容は、マグロの刺身と中落ち、トロサーモン、ホタテ、いくら、甘エビで、ご飯の量もボリュームがある。これに、漬物、小鉢(ひじき)、味噌汁、フルーツがセットになってこの料金であれば、丸の内のランチとしては相当リーズナブル。鮮魚もまずまず新鮮で、この内容なら満足度が高い。早い時間に訪れると、弊社社員が多いわけだ。
魚菜 まほらま
東京都千代田区丸の内1-4-5 三菱UFJ信託銀行本店ビルB1
03-3214-2988