11月の第3木曜日はご存知の通り、ボジョレーヌーボーの解禁日。ブルゴーニュの南端にあるボジョレー地区では、ピノノワールではなく、ガメイを使用して早飲み用の軽いワインが作られるが、その年に穫れた葡萄を使用して作った新酒が解禁されるのが、11月の第3木曜日である。大昔は11月15日だったらしいが、いつでも週末前が解禁になるように木曜日に変更されたとか。時差の関係で世界でももっとも早く解禁される日本でも数年まえからお祭りになっているのはニュースなどでもよく報道されている。
正直に言うと、ボジョレーはあまり好きなワインではなかった。
ワインのアロマとかブケが感じられず、解禁日の大騒ぎも普段あまりワインを飲まない輩の大騒ぎに見えたからだ。しかし、2003年に欧州が猛暑に見舞われたとき、世紀のボジョレーができたとの噂を信じ、奮発してルロワのボジョレー・ビラージュ・ヌーボーを購入した(これで美味しくなければ金輪際ボジョレーを飲むのはヤやめようと思った)。その結果、確かにガメイの軽いワインではあったが、きちんとブルゴーニュ用の大きなグラスで嗜むと、シトラスのようなフレッシュなブケが感じられ、切れの良いさわやかなワインにすっかり魅了されてしまった。ピノやカベルネ、シラー、グルナッシュ、ジンファンデルなど一般的な赤ワインのセパージュとは全く別の種類のワインであることを初めて認識したのだった(もっともその後に別のボジョレーを飲んだら、大したことなかったので、ルロワの質が良かったのかもしれない)
2003年当時は100年に一度の年と言われていたが、2年後の今日では、各種の広告に、2003年は10年に一度の年と「格下げ」になっており、今年が「奇跡の年」となっていた。結局は、毎年が「良い年」で、ちょっと悪い年でも「素晴らしかった200x年を彷彿させる出来」になることはいうまでもない。ともあれ、今年はかなり出来のよい年であり、2003年級のワインができたようである。そんな出来の良い年なのに、今日はは各地で開かれてるパーティーに残念ながら仕事のため参加できなかった。しょうがなく、帰宅する途中に東急百貨店でハーフを購入。ちなみに、最も高価なルロワが飛ぶように売れていたが、ここにも景気回復の兆しが伺えるのだろうか。
さて、電話会議もようやく終わった。今年も新酒を元気で飲めることに感謝して(残念ながら今年は一人で)乾杯。
正直に言うと、ボジョレーはあまり好きなワインではなかった。
ワインのアロマとかブケが感じられず、解禁日の大騒ぎも普段あまりワインを飲まない輩の大騒ぎに見えたからだ。しかし、2003年に欧州が猛暑に見舞われたとき、世紀のボジョレーができたとの噂を信じ、奮発してルロワのボジョレー・ビラージュ・ヌーボーを購入した(これで美味しくなければ金輪際ボジョレーを飲むのはヤやめようと思った)。その結果、確かにガメイの軽いワインではあったが、きちんとブルゴーニュ用の大きなグラスで嗜むと、シトラスのようなフレッシュなブケが感じられ、切れの良いさわやかなワインにすっかり魅了されてしまった。ピノやカベルネ、シラー、グルナッシュ、ジンファンデルなど一般的な赤ワインのセパージュとは全く別の種類のワインであることを初めて認識したのだった(もっともその後に別のボジョレーを飲んだら、大したことなかったので、ルロワの質が良かったのかもしれない)
2003年当時は100年に一度の年と言われていたが、2年後の今日では、各種の広告に、2003年は10年に一度の年と「格下げ」になっており、今年が「奇跡の年」となっていた。結局は、毎年が「良い年」で、ちょっと悪い年でも「素晴らしかった200x年を彷彿させる出来」になることはいうまでもない。ともあれ、今年はかなり出来のよい年であり、2003年級のワインができたようである。そんな出来の良い年なのに、今日はは各地で開かれてるパーティーに残念ながら仕事のため参加できなかった。しょうがなく、帰宅する途中に東急百貨店でハーフを購入。ちなみに、最も高価なルロワが飛ぶように売れていたが、ここにも景気回復の兆しが伺えるのだろうか。
さて、電話会議もようやく終わった。今年も新酒を元気で飲めることに感謝して(残念ながら今年は一人で)乾杯。