ワインをたしなみ始めた頃は、もっぱらドイツワインを飲んでいた。赤は渋くて、良さが分からず、フルーティーで酸味がフレッシュなリースリングを、ちょっと背伸びした気分で、成城石井で購入しては近所に下宿していた同級生たちとガバガバ飲んでいた。
その後、社会人になると、趣向は渋い赤に偏向していき、フルーティーなドイツの白は「卒業」となった。
今回は、ランニング仲間でドイツワインに造詣の深いM氏に誘われて、ドイツワインの会に参加してきた。十数年前に飲んでいたドイツワインは決して、高いワインではなかったので、高級なドイツワインでは新たな発見があるのではないかという期待が半分、所詮はドイツのリースリングではジュースのような初心者向けのワインではないかという冷めた見方が半分であったが、結果的にはどちらも正解だったようだ。確かに、リースリングの高級なワインにはそれなりの味わいがあることは認識できた。特に、10年も熟成させたエルデナー・プレラート・リースリング・アウスレーゼ・ランゲ・ゴールドカプセル・オークション・Dr.ローゼン(なんて長い名前なんだ)は、味わいの深いデザートワインで、貴腐とも異なるアロマのワインであったが、どうしてもこのワインに4万円ちかい(しかもハーフ)値段を払う気には残念ながらなれなかった。
しかし、飲み方によっては酸味がありながらも甘味の強いリースリングは日本では不当に低い評価を受けている気もする。確かにNaheのリースリング(ミュンスラー・ダオテンフレンツァー・シュペトレーゼ ジーガー 99)はそこそこのリーズナブルな値段で、楽しめたので、来年のワールドカップを控え、ドイツワインの再評価をしても良いのかもしれない。
その後、社会人になると、趣向は渋い赤に偏向していき、フルーティーなドイツの白は「卒業」となった。
今回は、ランニング仲間でドイツワインに造詣の深いM氏に誘われて、ドイツワインの会に参加してきた。十数年前に飲んでいたドイツワインは決して、高いワインではなかったので、高級なドイツワインでは新たな発見があるのではないかという期待が半分、所詮はドイツのリースリングではジュースのような初心者向けのワインではないかという冷めた見方が半分であったが、結果的にはどちらも正解だったようだ。確かに、リースリングの高級なワインにはそれなりの味わいがあることは認識できた。特に、10年も熟成させたエルデナー・プレラート・リースリング・アウスレーゼ・ランゲ・ゴールドカプセル・オークション・Dr.ローゼン(なんて長い名前なんだ)は、味わいの深いデザートワインで、貴腐とも異なるアロマのワインであったが、どうしてもこのワインに4万円ちかい(しかもハーフ)値段を払う気には残念ながらなれなかった。
しかし、飲み方によっては酸味がありながらも甘味の強いリースリングは日本では不当に低い評価を受けている気もする。確かにNaheのリースリング(ミュンスラー・ダオテンフレンツァー・シュペトレーゼ ジーガー 99)はそこそこのリーズナブルな値段で、楽しめたので、来年のワールドカップを控え、ドイツワインの再評価をしても良いのかもしれない。