先週は体調不良のため投稿できませんでした。
さて、今回は「音声スキャン」についての私個人の考えを踏まえてお話しします。
皆さん音声スキャンって知ってますか?
私のように話せなくなり、ジェスチャーなどでもコミュニケーションが取れないときに使うコミュニケーションツールの一つです。
やり方は50音を介助者が読み上げて、私たち障がい者が合図を送ることで文字を拾っていきます。
人によってやり方は異なりますが、読み上げて合図を送ることは同じです。
私のやり方は
①前半と後半にわける。
→言いたい文字がどこにあるかを絞ります。
ここでいう前半とは「あ行~な行」、後半は「は行~わ行」を指します。分ける理由は私の合図は瞬きなので、仮にら行を言いたいときにあ行から始められると目が乾き、瞬きをして間違った言葉を拾ってしまうからです。
➁50音の母音がaのとこを読む
→言いたい文字がどこの行にあるかを絞ります。
母音がaとは「あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ」のことです。①で前半とわかったら「あかさたな」の行を後半とわかったら「はまやらわ」の行を読み上げます。
➂行を縦に読み進める
→言いたい文字を拾う。
最後は➁で行がわかったらその行を縦に読み進めて、文字を拾う。ちなみにわ行は「わ・を・ん」にしています。
手順はこんな感じです。
濁点や半濁点、小文字は介助者に聞いてもらっています。
伸ばす言葉はすべて母音で伝えています。
例えばホースは「ほ・お・す」のようにしています。
なかには初めに50音のあ行を縦に読んで、言いたい文字がどの母音にあるかを絞るやり方もあるみたいです。これは初めに障がい者が言いたい文字がどの母音にあるかを絞る操作の名残だと思います。しかしALSの場合は口も動かせなくなり、「あいうえお」のくちができなくなります。初めからかかわっている人はわかるかもしれませんが、途中から入る人は難しいと思います。
またa以外の母音になじみがないのも問題です。
ほかにも透明文字盤を使うやり方もありますが、これも熟練度が必要です。お互いの顔の間に文字盤を置いて言いたい文字に視線をやり、それを介助者が読み取ります。私もやりましたがかなり難しいです。なによりすぐに誰でもできるわけではないので、あまりお勧めしません。
どの方法でも拾った文字を忘れてしまうことがありますので、メモを取る必要があります。
それぞれ長所短所があると思いますので、自分に合ったやり方を選んでください。