2次面接2社目は地場ゼネコンだった。今回は跡取りの常務も参加し、職務内容や条件などを細かく丁寧に提示してくれた。
相変わらず作り込んだ資料で事細かに説明してくれ、本当に自分を必要としてくれているのがヒシヒシと伝わってきた。
そう言う感じで接してくれると自分に自信のないneetdeshitayoは、優越感よりも申し訳ない気持ちが先に来てしまうのであった。
そして肝心の条件は …
なんと、この会社も部長で来て欲しいとのことで、年収は810万程だった。
で、お休みはと言うと、日曜祝日休みで土曜は第2土曜日だけ休みらしい。
ほぼ週休1日だから休日出勤手当込みで800万超えと言う感じだろうか。まぁ、現状と変わらないし、どうせ週休2日を謳っていてもこの職業はろくに休めないから想定内と言えば想定内。
取り敢えず年収にして50万程アップで部長の肩書きを手に入れられるようだった。
熱烈なラブコールを背に会場を後にして、いつもの面接帰りと同じくふわふわした気持ちで駅まで歩いた。
この街はニート脱出前に住んでいた所から数駅の場所にあり、よく考えたら日本列島が震えたあの日に職務経歴書を書いていた街だった。
スタート地点のような気がするこの街でゴールまでしてしまう?もしかして人生全く進んでない?いやいや進み過ぎて一周して戻ってきたと考えよう。
取り敢えずこの日は部長になった気分で家路についた。