普通、収入を得る一番の近道といえば就職することです。
アルバイトにしろ派遣にしろ毎月一定額の収入になります。
正社員なら尚安心です。

けれど今は就職自体難しく、
会社に入っても即戦力を求められるので勤め続けるのが大変です。

ニート・ひきこもり・不登校経験者は、
なんらかの困難さを抱えている場合もあります。

コミュニケーションの問題、
処理能力の問題、
精神的なもの・・・
それらを複合的に持っている場合もあると思います。

ですから、余計に就職したり会社に勤め続けるということが難しく、
何度トライしても失敗するということが起こってきます。

そうすると、自分自身を否定されたような気持ちになります。
”俺(私)はやっぱりダメなんだなぁ”
そうして、何もする気になれなくなるようです。

私は何となくですが、
その人の抱える問題が小さければ小さいほど分かりにくく、
周囲にも理解されず
問題解決が難しくなっているような気がします。

学歴があったり
就職出来てたりすると・・・
「どうして今まで普通に出来ていたのに?!」
と、親も理解出来ずお互いに苦しみます。

なにせ彼らは大抵至って真面目で何とかしたいと思っているのですから、
「頑張れ」とか「何とかしろ」と言われても
どうしたらいいか分からなくて困っている場合が多いのです。

なぜ行き詰まったのかを
感情的に怒るのではなく
寄り添って見つめながら
把握していくことが大切だと思います。

時には専門家である心療内科の先生などに相談しながら、
何が原因で、どうすれば良いのかを早く見つけられると良いと思います。

心の専門家はお医者様ですが、
仕事の専門家は各分野のエキスパートではないでしょうか?

まず原因を探り、
その人の特性を踏まえた上で
やりたい分野の仕事でご飯を食べていくには
どんな方法があるのか・・・

技術が発達した現在ならではの解決方法があると私は思っています。