約5年も風俗業界にいたものとしては、業界への関心はいつまでもある。

2014年に書かれた本だが、「日本の風俗嬢」という本を読んだ。
割とリアルな現状が書かれているなと感じた。
この本ではセックスのデフレ化を一貫して課題に上げていた。
業者や風俗嬢が増えた結果、価格競争が起きて、勝ち組と負け組の格差が大きくなってしまっている。
最後には、この「勝ち組」に入れないのであれば、風俗業に近づくべきではないと警告していた。
確かに、週4〜5日8時間くらいの出勤で月に20〜30万程度しか稼げないのであれば辞めたほうがいいと自分も思う。
風俗は一般の会社と違って長く働けば給料が上がるわけじゃなく、むしろその逆だから。
店にもよるが、若くて素人感の強いはじめの時期が、一番稼げる時期だ。
もちろん、テクニックや心得次第で稼ぎが伸びていくこともあるが、月20ー30万の稼ぎしか無いのであれば、その努力は他の業種でしたほうが良い。
また、風俗業を一つの仕事として社会的に認めるべきといった内容も後半に多く書かれていた。
これについてはかなり厳しいと思う。
売春を公認していた時代もあったが、国連加入のために売春を一切禁止した経緯がある。
なので、性風俗業を社会的に認めるためには、まず国際的にその動きが起きないと、かなり無理があると思う。
社会的に認められないのを前提に、風俗嬢の生活や身の安全について考えるべきだと思う。
そう考えると作中にもあった、増えすぎた店舗を減らすというのは結構良いと思う。
デフレ化を食い止め、供給量を制限して価値を高め、店舗数を制限することで警察による管理もしやすく、厳格なチェックをおこないやすくなる。
2014年には予想もしていなかったコロナショックにより、「負け組」だった店舗のかなりが閉店したと思う。
このコロナ禍でも新規店舗を出す猛者グループもあるが、今後はこうした資金力やノウハウのある大手グループが独占していき、新規参入する気もならないくらいになると思う。
そうした力を持った大手グループには、価格競争・割引競争ではなくて、キャストの価値を高め、(疑似)セックスの付加価値を高めていって欲しいと思う。
10000円そこらで10代の女の子とS○Xできてしまうなんて狂ってるよ…
相場が今の倍くらいにはなって欲しいね。