とにかく子供には優しいアメリカ。泣いていれば、見ず知らずのいろんな人が”大丈夫?”とか、”がんばれよ!”とか声をかけてくれる。例えば何かの列に並んでようものなら、店員や係員がサクッと前のほうへ割り込ませてくれる(ほかの人は嫌な顔ひとつしない、すげえ・・・)。

 

学校でもそう。給食はタダだし、そもそも休みの日も子供向けのmealは提供される(夏休みとか)。絶対に飢えさせないという強い意志を感じる。さすが子供にやさしい国、アメリカ。人も制度も、とにかく子供ファースト。虐待の兆候がちょっとでもあろうものなら、速攻で通報され調査が入るし、場合によっては親は即逮捕され、子供は安全な施設へ引き離される。(ここ、ほんと駐在する人は気をつけて!軽く叱ってたたいたり(それを子供が学校で言ったり)、子供を一人短時間留守番させるだけで、マジで通報されかねないので・・・。現実にそれで逮捕される人(そしてVISAを失う人)、結構いるって聞きます・・・。)

 

そういえば、日本にいた時のことを思い出した。とある駅の夕方ぐらいだったか、小学校4~5年生?ぐらいの子が、塾っぽい鞄を背負って改札のところで、駅員を前に棒立ちになっていた。一瞬通り過ぎたものの、なんか嫌な感じがしてちょっと遠めから覗いていると、駅員もどうも困った顔をして、何やら子供に言っている。

 

気持ち悪い感じがしたので、どうしたの?と思わず子供に声をかけると、緊張している?のか黙りこくっていて、駅員が”この子、電車賃が足りなくて・・・お母さんとかに連絡取れないの?って言ってるんだけど・・・”と困惑していた。

 

正直うーんと思いつつも、確か10円か100円かだったので、思わず財布から100円出して、子供にポンと渡した。子供はぽかんとしつつも黙って受け取り、駅員もえっ!と私を見つめつつも、まあお金があるなら・・・といって清算処理を始めたので、そのままその場から立ち去った。

 

なんか嫌な気分だった。駅員も、まあ業務もあるし10円とか見逃すことができないのはわかる。だけど、だからって緊張しきっている子供に延々説明したって意味ないっしょ・・・。別に賃金不足を見逃せないにせよ、警察官でも呼んで保護すればいいじゃん・・・って正直思った。親も親で何考えてんの、って感じ・・・。こども一人、電車通学?でお金持たせない(予備のお金を持たせない)ってなんなのよ。

 

あと、もう一つ気になったのは、こんな異様な光景があるのに、素通りする人々たち・・・。あたかも駅員と子供はこの世に存在しないかのように、足早に過ぎ去っていく。まあ、私も一瞬は素通りしかけたけど・・・。

 

はっきり言って、私は日本が大好き、アメリカはそんなに好きじゃない(3年いても、やっぱりだめだ・・・)。文化の違いもあるし、アメリカあるあるの超いい加減さも正直ストレスを感じる部分がめちゃくちゃある。

 

だけど・・・人としてどうなの?というところ、人としての在り方やあるべき優しさ、接し方の部分については、アメリカに学ぶべきことがすごくあるんじゃないか、と思う今日この頃です。