やっと学年末試験が終わった。今回の試験はつらかった。何がといって、試験内容ももちろんだけれど、身体の調子が、結局崩れたままだったから。
生まれてすぐからアトピー性皮膚炎が持病。社会人2年目のときに、いわゆる「脱ステロイド」をしてからというもの、離脱期こそ悪夢のようだったが、その後はすっかりよくなって、外見もほとんどわからないくらいになっていた。それが、2年くらい前からまたほんの少しずつ徐々に悪くなってきたと思ったら、年が明けてから急激に悪化した。皮膚が弾力を失って裂ける、あちこちから体液が浸出する、炎症部が熱を持って悪寒がする・・・ 脱ステの離脱期の症状(それより少しはマシだけれども)そのものとってよく、症状の辛さもさることながら、もう克服して、二度とこんな状態にはなるまいと信じていた症状に再度陥ったということが、驚きであり、ショックであった。
重症のアトピーで辛いのは、原因が分からないこと、したがって根本的な治療法がないこと、そして医者にかかれないこと。アトピーに対する、ほとんど唯一と言ってよい確立された「治療法」(本当は、治療でもなんでもないのだけど)は、副腎皮質ホルモンを含む外用薬を使用することだが、それは飽くまで一時しのぎ。糖尿病患者にインシュリンを与えた状態を「治った」とは言わないように、ステロイドでアトピーが治るわけではない。そして使用後は、少なくとも僕の場合は、どれほど注意深く使用してもリバウンドを避けられない。医者に行ってもそうした外用薬を処方されるだけなので、行けない。
治療法がなく、ただ我慢するだけしか方法がないというのは、かなり辛い。漢方なんかも昔ずいぶん試したが、どれも果々しい効果は上がらなかった。冗談でなく、次は霊能力者にでも見てもらいたいくらい。 試験はなんとか乗り切ったが、このままでは仕事にも勉強にも支障をきたす、というか、もうきたしている。 なんとかしないと・・・。あの時みたいに、我慢していればいつかよくなるのだろうか。 不安。
生まれてすぐからアトピー性皮膚炎が持病。社会人2年目のときに、いわゆる「脱ステロイド」をしてからというもの、離脱期こそ悪夢のようだったが、その後はすっかりよくなって、外見もほとんどわからないくらいになっていた。それが、2年くらい前からまたほんの少しずつ徐々に悪くなってきたと思ったら、年が明けてから急激に悪化した。皮膚が弾力を失って裂ける、あちこちから体液が浸出する、炎症部が熱を持って悪寒がする・・・ 脱ステの離脱期の症状(それより少しはマシだけれども)そのものとってよく、症状の辛さもさることながら、もう克服して、二度とこんな状態にはなるまいと信じていた症状に再度陥ったということが、驚きであり、ショックであった。
重症のアトピーで辛いのは、原因が分からないこと、したがって根本的な治療法がないこと、そして医者にかかれないこと。アトピーに対する、ほとんど唯一と言ってよい確立された「治療法」(本当は、治療でもなんでもないのだけど)は、副腎皮質ホルモンを含む外用薬を使用することだが、それは飽くまで一時しのぎ。糖尿病患者にインシュリンを与えた状態を「治った」とは言わないように、ステロイドでアトピーが治るわけではない。そして使用後は、少なくとも僕の場合は、どれほど注意深く使用してもリバウンドを避けられない。医者に行ってもそうした外用薬を処方されるだけなので、行けない。
治療法がなく、ただ我慢するだけしか方法がないというのは、かなり辛い。漢方なんかも昔ずいぶん試したが、どれも果々しい効果は上がらなかった。冗談でなく、次は霊能力者にでも見てもらいたいくらい。 試験はなんとか乗り切ったが、このままでは仕事にも勉強にも支障をきたす、というか、もうきたしている。 なんとかしないと・・・。あの時みたいに、我慢していればいつかよくなるのだろうか。 不安。