★ホットスポット現象とは何か?

 


太陽光パネルに付着した鳥や動物の糞尿、

枯葉等の何らかの物体による付着、もしくはバスバー電極のハンダ不良、

生産時におけるセルの初期不良、経年劣化によってホットスポット現象を引き起こすことがあります。

 

 


上記の付着により長期間の影ができてしまった場合や不良により発電のできない箇所が抵抗体となり、

そこを発電した電気が通る際に発熱を起こすといったものです。

 

 


通常、セルの平均温度は40℃未満ですが異常時には200℃以上にも達する可能性があるとのことです。

※最近の太陽光パネルは影などによる発電低下の防止にバイパスダイオードというものがついておりますが、

気づかないうちにバイパスダイオードが故障し機能していなければ発電量の低下は免れないものとなります。

 

 


※近年、太陽光発電における火災事故事例


太陽光発電設備における火災事故は周辺機器の端子の締付不具合による火災事故やホットスポット現象による発火が原因で火災事故に繋がるなどと調査にあがっております。

 

 

※消費者庁の事故情報データバンクからの事故事例

 

原因については究明中であるが火災事故の報告が多い。

また下記図には2009年9月からの集計結果を示すが、

火災事故、発煙、発火、加熱事故の発生件数が133件中62件(47%)報告されています。

上記のように日本でも火災事故が報告されているように海外でもホットスポット現象による火災で住宅2階部分が屋根なり滅茶苦茶になるケースや、太陽光パネルは太陽の日射を浴び続ける以上、発電し続けるため、消防隊員の感電事故や火災による二次災害、消火活動に通常の倍もの時間を要したりと、要注意事項にまで取り上げられています。

 

 

 

パネル洗浄時に、よく高圧ジェットを使い放水して汚れをとると言われていますが、

近隣住宅への飛散などを考慮してトラブルのないよう、パネル表面を傷つける事なく直接、

専用の清掃用具にて汚れを洗い落とします。

お掃除なら、掃除のプロに任せた方がいいのでは? と、

思われる方々もいるかもしれませんが、

高所による危険性や感電、お掃除中や作業の前後に万が一、太陽光発電側のトラブルにみまわれた場合、

対応しかねる部分もあるかと思われます。

そこで太陽光に関する知識や施工による経験、太陽光パネルにやさしい専用の清掃用具を揃えた清掃クリーニングからメンテナンスまで手がけている業者探しも大切です。

クリーニングこそ、太陽光に精通したプロの方にお願いした方が良いと思われます。