皆様、ご無沙汰しておりました。
今回は、初代 ニューパルサーの修理ですが、この台には
思い入れが、かなりあります。

当時は、大量のリーチ目 ゲーム性と大人気の台で、老若男女
問わず、沢山の方が打っていました。
リーチ目を拾った事もありましたが、設定判別法なる物が
ありまして当時、5 6狙いで探して、終日、高設定を打って
いました。
当時は、7枚交換で、5 6 は良く使っていました。
データーカウンターも無い時代で、頭の中で回転数を数えて
メモ帳につけていましたね。
隣のオジサンに何書いてるの? と質問された事も・・・
前置きが長くなりましたが、ある日突然、不要機を使っていますが
コインINを受け付けず、エラーがでました。
エラー番号は今は覚えていませんが、コイン詰まりなる物でした。
不要機の故障かと、元のコイン仕様に戻しましたが、下皿にコイン
が戻りエラーが出ます。
こうなると厄介で、コインセレクターも不要機の故障でもない事が
判明しまして、メイン基板か、前面パネルに付いている基板かと
なります。
メイン基板の故障を修理するのは、かなり難題なのは、今までに
色々な基板の修理で大変なのは、じゅうじゅう承知してまして
まずは、パネルの基板のトランジスターから検査してみました。

左のトランジスターのエミッター ベース間の抵抗値が0に近い値
だった為、交換したところ、見事治りました!!
画像は、交換後に撮影した物です。
型番は 2SC2120Yで、現在でも入手可能です。
今回も貴重なコレクションを廃棄せずにすみました!
コイン不要機は、自作の物を使っていましたが、作りが雑で内部で
ショートしていたのが原因でした。
不要機も丁寧に作り直し現在は、正常に動作しています。