もっとこうスカッとするリベンジを期待してたんですが、やってまえー!な場面で、お前出てくるんかい!と思わず突っ込んだり、最後のシーンで、あれ?いい事してる…はず?だよね??あれ??と疑問を残す意外と奥深いお話しでした。
保安官、一体彼は何の為にこの物語に介入させられていたのか(^^;)

2018年
アメリカ合衆国制作作品
監督はジュリアン・リチャーズさん
脚本、ティモシー・ヒルさん
出演はジェマ・ダーレンダーさん、コスタス・マンディロアさん

さぁ始まり始まり〜な音楽の後ろで、拷問道具や内蔵のホルマリン漬けっぽい映像が映し出され、邪悪感満載。
そこからベットでHしてるおじさんと若い女性のシーンになり、交わされてる会話に「??」となっていたら「お前の母さんとするのはいつも朝だった。夜はずっと祈っていたからな」というセリフがあり、この親父、娘に手つけてるんかい!!というのが序盤で分かります。
長い間、そんな関係を続けているのか、娘の方もそれを自然に受け入れていて、嫌がっている様子はありません。
人里から離れた場所にポツンと建つ二人が暮らす家。
パパは娘を支配したいのか、勝手に外出する事を嫌がり、外出する時は一緒。パパ1人で出かける時は大人しくお留守番。
夜の酒場で出かけた二人は、周りを物色。
娘のゾーイに「いいのはいるか」と聞くパパ。
「あそこの人」と冷静に告げて、カウンターで1人で飲む女性にゾーイが声を掛け、パパを交えて楽しくお喋りし、その気にさせて家まで連れて帰ります。
楽しい事をする為について来た女性をある扉に導くパパ。
足を止めるゾーイ。
「貴女は来ないの?」とゾーイに尋ねる彼女にパパは「目を閉じて」といい、扉の奥へと導きます。
そこは石壁の狭く薄暗い部屋。
ベットには拘束具が着けられていて、壁にはこれまで同じように連れてこられたであろう人達の写真。
目を開けた彼女の写真を取り、壁のメンバーに残念ながら仲間入りとなります。

このパパと娘、2人で若い女性を誘い込んではパパが気の済むまで拷問し、殺している様子。
拷問される彼女達を哀れに思ったのか、ゾーイはぐったりする攫ってきた女性に2つの選択肢を与えます「このまま拷問されて死ぬか」「今死ぬか」
って、逃がしてあげなさいよって思うんですが、支配されているからなのか、共犯だからなのか、そもそもそんな事考えつかないのか分かりませんが、ゾーイの選択肢は毎回この2つ^_^;
後に攫ってきた少女にも同じ選択を迫っています。
勿論、彼女達が選ぶのはすぐに死ぬ事。
まだ遊ぶつもりだったパパはゾーイの行為に怒り心頭で、死体の処理を手伝わせるんですが、チェーンソーで膝を切り離すシーンが気持ち悪い!!!
あまり血が飛び散らない事から、死後時間経過してるな〜とか、そんな無駄な考察させないでほしい!
グロかったりエロかったりするシーンは全体的に省かれていて、脳内再生宜しくな感じの演出してるくせに、なぜそこだけリアルに見せるんだよ!いらんわ!!と思わず言いたくなりました(^_^;

まぁ、そんな2人ですが、ある時、街の外からやってきた金髪美女が行きつけのバーで働き初め、彼女を標的と定めた事で、2人の運命が分かたれていく……わけですが……

ゾーイ、リベンジタイムに入るの遅すぎな!(^O^;)
金髪美女に一緒に始末されててもおかしくない程ギリギリのタイミングでの寝返り。
まぁ、パパに無断で(死へと)解放してあげたり、攫われないように相手に助言したりと小さな反抗はしてるんですが、完全にパパ(もどき)を吹っ切る切っ掛けが弱い、というか、分かりにくかったですね〜。
そして、リベンジタイムのアッサリ具合〜(;゚Д゚)!
そんなんでええんか!?なくらい、簡潔。
しかも、今かよ!なタイミング^_^;
そこで完全に裏切るならもっと早く裏切ってあげて欲しかった…キスした相手を死なせるとか後味悪かろうに…。
しかもパパ、張り切って「俺はこれを使うと朝まで保つんだ」と強姦しまくりますよ〜な宣言してるのをゾーイは聞いてるのに〜( •́  •̀ )タスケテアゲナヨ

これまでも強姦、拷問で楽しんでいる様子のパパですが、拷問シーンは電気ビリビリさせてるのと、後はゾーイが二の腕にタバコの火を押し付けてるシーンくらいで、凄惨な描写は特になく、強姦シーンも直接的な描写はありません。
映画『EllE』の方がよっぽど性的描写は多いと思います〜⸜🌷︎⸝‍
エッチシーンはヤレる獲物を奪われたパパに抱かれるゾーイとのシーンくらいですが、これもベットでお布団しっかり被って揺れてる程度。
なので、官能目的で見ちゃうと結構ガッカリするかもしれません〜。

可哀想な被害者が沢山出てきますが、作品的1番の被害者は多分、裏主人の保安官!
ゾーイの素性の説明とパパの正体を知る者という役割でのみ機能する彼の救出能力のなさは脚本のせいで、きっと彼のせいじゃない(^^;)
無駄に痛々しい怪我させられて、いいとこ一切無し。物語の進行に彼が必要なのは分かりますが、それならそれでもう少し活躍させてあげても良かったのになぁ〜と思う程無能です(u_u)カワイソウニ

今までやられるままだった被害者の中で、唯一果敢に脱出を計り、パパに抵抗する金髪美女(アニーだったか、ダニーだったか…DVDのジャケットは多分彼女)は、やはり街の外から1人で来ただけあって意思が強く、逞しい✨
そして、美人(*ฅ́ ˘ฅ̀*)♡
あ、彼女を道で拾って送って来たという功績もありましたね!保安官!(๑´ω`๑)/
黒髪少女も幼さが残っていて可愛いんですけど、やっぱり美女が良いですね〜🎶
最後の展開からしても、ゾーイどうせなら彼女とキスして惚れちゃってパパ見限りました〜の方が私には分かりやすくて良かったんですけどね〜✨

パパへのリベンジをアッサリ済ませてしまったせいなのか、ゾーイの悪者へのリベンジは続くよどこまでも〜な感じで終わるんですが、ここでもゾーイ、例の選択を迫ります。
「想像を超える苦痛を味わうか今死ぬか」
攫ってきた女性にしてた自殺の強要な訳ですが、相手は女性を強姦してたっぽい悪者……なんですが、ここで1つ疑問。
パパが女性を攫って殺してたのは、世界の劣化を防ぐ為…まぁ、パパ的には阿呆な女性が阿呆な子供を産んで育てて、また阿呆が産まれて世界が終わってしまうのを防ぐ為にやってる、との事だったんですよね。
超絶歪んでいて呆れすぎて意見する価値もない考え方ですが、要するに世界の為の『私刑』なわけです。実際はただの拷問好きのエロ親父の言い訳なんですが、まぁ彼の中では正義もあったらしい訳です。
最後にゾーイが行っている行為も『私刑』
悪人を追い詰めて自殺させてる正義の行為なんですよね。
ではもし、ゾーイが自殺の強要を拷問の1種として実は内心楽しんでいたとしたら、どうなるでしょう。彼女達にその選択肢を与えていた自分の支配感に捕らわれてしまっていたら?
相手はレイプの常習犯で女性の敵です。
ならばOK?
パパにとって、会ったばかりの男にホイホイついてくる様な女は劣悪遺伝子な世界を腐敗させる『悪』でした。
勿論、絶対に拷問したいだけの言い訳でしょうけど、もしそれがゾーイにも言えたなら、それは果たして完全に正義と言えるのか。
悪い奴なら殺していいだろうと、自分の支配欲求を満たす為の行為だったなら、パパとゾーイに差して違いは無いように感じたんですよね〜^_^;
クズ男への復讐とも言えるわけですが、なぜか最後、ゾーイよくやった!と言いづらい後味が残りました。

前述した通り、直接的な描写はありませんが内容が内容ですし、切断シーンもありますので、お子様との鑑賞に絶対向きません(^^;)
エロやおっぱいぱい目的の方も残念ながら、望み薄です🍑
エロや拷問は脳内補完が必要なので想像力豊かな方はシチュエーションとして、そこそこ楽しめるかもしれません〜。
女性同士のキスシーンは一瞬だけありますが、それだけで、こちらも最後のシーンで好きに脳内補完するしかありません(^_^;

パパが人の姿をした別の生き物なんだな〜と思う程、倫理観や道徳心が歪んでいて、私は最後までパパを『人類』として見れなかったので、現在のところ、最低クズ男2020はミルーティン受賞のまま変動なしです٩(●˙▽˙●)۶オメデトウミルーティン

ちなみに、見ていてイラついたお子ちゃま2020は『フリークス〜能力者たち〜』のクロエ!
実はこちらの作品の感想を今日あげようと思っていたんですが、書いてたデータが消えていて、同じ文章を書き直す気力がなかったので、作品を変えました(;^_^A
戦闘方法が面白い映画だったんで記事を書いてたんですが、まぁ、主人公のクロエが受け付けられない程、めっちゃ我儘!ひたすらパパ可哀想!ママは…そこそこ美人でカッコイイ✨
迫害される超能力者を初めて『このジャリガール、始末しといた方がいいな……』と思った作品ですので、気になる方はそちらも是非〜。