レイピアの話~最終章~。
きのうからのつづきをはじめますか?
はい
いいえ
だせいで←
せっかく拾ったレイピアは数ヵ月も経つといつのまにかどこかへと消えてしまっていた。
数年後中学生になった僕は「自転車」というアイテムを手に入れ、以前とは比べ物にならないくらい行動範囲が拡大していた。
家とは逆方向の国道沿いを仲間と自転車で流していた時の事だ。市内を貫く大動脈である国道4号線は両脇に大型書店やゲームショップ、カラオケ店やボウリング場などの娯楽施設が建ち並ぶ魅惑の道路だった。
メインのターゲットは車移動のドライバーなので各店舗の駐車場前には様々な宣伝文句が踊る色鮮やかな「のぼり」が立っている事が多い。
その傍らに見覚えのある物体が落ちていた。近寄って見てみると、昔の記憶が甦
ってきた。
「こっこれ!レイピアじゃん!」
数年ぶりの再会である。何でこんなところに落ちているのだろうかと、辺りを見渡すと、しおれて宣伝文句が読めない"のぼり"が一つあった。他ののぼりは元気にはためいている。
ここで金田一降臨。
"のぼり"と言うのはメインの支柱に左辺をくくりつけ、さらに支柱に取り付けた棒状のサブパーツに上辺をくくりつけて全面が見えるようにする造りになっている。
つまり、しおれて全面が見えないのぼりには"上辺を支えるサブパーツが欠けている"ということになる。そしてそのサブパーツこそが、僕が青春のほんの一瞬を捧げた「レイピアの正体」なのだ。
さっそくそうびしますか?
はい
いいえ←
装備はしなかったが、一度手に持って一振りしてみる。あの日と同じ「ビュン」という風切音がした。
しおれたのぼりの支柱にレイピアを取り付け、元に戻す。全面が見えるようになったのぼりには
「大人のビデオ買い取ります」
と大きく書いてあった。
無言で自転車に乗り込み、少し先で待ってくれていた友達と合流。その後市内を流れる大きな川の河川敷にみんなで"大人の本"を探しに行ったのはここだけの話である。
了。
ザ・マスミサイル7月のライブ
7/25熊谷HEVEN'ROCK VJ-1
7/26静岡UMBER
7/27甲府コンビクション
はい
いいえ
だせいで←
せっかく拾ったレイピアは数ヵ月も経つといつのまにかどこかへと消えてしまっていた。
数年後中学生になった僕は「自転車」というアイテムを手に入れ、以前とは比べ物にならないくらい行動範囲が拡大していた。
家とは逆方向の国道沿いを仲間と自転車で流していた時の事だ。市内を貫く大動脈である国道4号線は両脇に大型書店やゲームショップ、カラオケ店やボウリング場などの娯楽施設が建ち並ぶ魅惑の道路だった。
メインのターゲットは車移動のドライバーなので各店舗の駐車場前には様々な宣伝文句が踊る色鮮やかな「のぼり」が立っている事が多い。
その傍らに見覚えのある物体が落ちていた。近寄って見てみると、昔の記憶が甦
ってきた。
「こっこれ!レイピアじゃん!」
数年ぶりの再会である。何でこんなところに落ちているのだろうかと、辺りを見渡すと、しおれて宣伝文句が読めない"のぼり"が一つあった。他ののぼりは元気にはためいている。
ここで金田一降臨。
"のぼり"と言うのはメインの支柱に左辺をくくりつけ、さらに支柱に取り付けた棒状のサブパーツに上辺をくくりつけて全面が見えるようにする造りになっている。
つまり、しおれて全面が見えないのぼりには"上辺を支えるサブパーツが欠けている"ということになる。そしてそのサブパーツこそが、僕が青春のほんの一瞬を捧げた「レイピアの正体」なのだ。
さっそくそうびしますか?
はい
いいえ←
装備はしなかったが、一度手に持って一振りしてみる。あの日と同じ「ビュン」という風切音がした。
しおれたのぼりの支柱にレイピアを取り付け、元に戻す。全面が見えるようになったのぼりには
「大人のビデオ買い取ります」
と大きく書いてあった。
無言で自転車に乗り込み、少し先で待ってくれていた友達と合流。その後市内を流れる大きな川の河川敷にみんなで"大人の本"を探しに行ったのはここだけの話である。
了。
ザ・マスミサイル7月のライブ
7/25熊谷HEVEN'ROCK VJ-1
7/26静岡UMBER
7/27甲府コンビクション
レイピアの話~第二章~。
きのうのつづきをはじめますか?
はい ←
いいえ
小学校時分、学区の境目のギリギリに住んでいた僕は片道40分ほどの通学路を、当時の武器「細い木の棒」を持って帰っていた。
道端の雑草を木の棒で叩きながら、アニメソングを歌っていると何やら、白くて細長い物体が草むらから顔を覗かせているのが見えた。
一見すると動物の骨の様に見えたが、よくよくみるとかなり長くそして真っ直ぐな棒状の人工物であるとわかった。
恐る恐る広い上げて、僕は目を輝かせた。
「こっこれ!レイピアじゃん!」
小学生の僕の目には完全に細い剣に見えた。4㎝くらいの緑色のグリップがありそこから70㎝くらいの真っ直ぐで白い硬質なプラッスティックの様なものが伸びていた。
さっそくそうびしますか?
うん!←
いいえ
手に持っていた細い木の棒をすて、レイピアを装備する。軽い、しかし振り回すしてみると「ビュン」という心地よい風切音がする。気分は完全に剣士だ。
雑草の先端に狙いを定め右袈裟で切り下ろすと、いとも簡単に雑草が宙を舞った。
凄いものを拾った!
テンションは最高潮、家までの道のりの雑草たちはすっかり無惨な姿になってしまっていた(ごめんなさい)。
家に着く前に近所の空き地にレイピアを隠した。親に見つかったら没収されかねないからだ。
翌日からは登下校にレイピアを持ち歩いた。学校に着く前には付近のがらくた置場に隠し、下校時に回収するといった感じ。
しばらく装備していたが数ヵ月も経つと他の物に興味が沸いたのか、レイピアの存在はすっかり頭の中から抜け落ちていて、気づけば何処かへと消えてしまっていた。
数年後、中学生になっていた僕はひょんな事から「レイピア」の正体を知ることとなる。
じかいにつづきますか?
はい
いいえ
しかたない←
セーブしました。でんげんをきってください。
ザ・マスミサイル7月のライブ
7/25熊谷HEVEN'ROCK VJ-1
7/26静岡UMBER
7/27甲府コンビクション
はい ←
いいえ
小学校時分、学区の境目のギリギリに住んでいた僕は片道40分ほどの通学路を、当時の武器「細い木の棒」を持って帰っていた。
道端の雑草を木の棒で叩きながら、アニメソングを歌っていると何やら、白くて細長い物体が草むらから顔を覗かせているのが見えた。
一見すると動物の骨の様に見えたが、よくよくみるとかなり長くそして真っ直ぐな棒状の人工物であるとわかった。
恐る恐る広い上げて、僕は目を輝かせた。
「こっこれ!レイピアじゃん!」
小学生の僕の目には完全に細い剣に見えた。4㎝くらいの緑色のグリップがありそこから70㎝くらいの真っ直ぐで白い硬質なプラッスティックの様なものが伸びていた。
さっそくそうびしますか?
うん!←
いいえ
手に持っていた細い木の棒をすて、レイピアを装備する。軽い、しかし振り回すしてみると「ビュン」という心地よい風切音がする。気分は完全に剣士だ。
雑草の先端に狙いを定め右袈裟で切り下ろすと、いとも簡単に雑草が宙を舞った。
凄いものを拾った!
テンションは最高潮、家までの道のりの雑草たちはすっかり無惨な姿になってしまっていた(ごめんなさい)。
家に着く前に近所の空き地にレイピアを隠した。親に見つかったら没収されかねないからだ。
翌日からは登下校にレイピアを持ち歩いた。学校に着く前には付近のがらくた置場に隠し、下校時に回収するといった感じ。
しばらく装備していたが数ヵ月も経つと他の物に興味が沸いたのか、レイピアの存在はすっかり頭の中から抜け落ちていて、気づけば何処かへと消えてしまっていた。
数年後、中学生になっていた僕はひょんな事から「レイピア」の正体を知ることとなる。
じかいにつづきますか?
はい
いいえ
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セーブしました。でんげんをきってください。
ザ・マスミサイル7月のライブ
7/25熊谷HEVEN'ROCK VJ-1
7/26静岡UMBER
7/27甲府コンビクション
レイピアの話~第一章~。
これは僕が小学生時代の話だ。巷で人気を2分するファミリーコンピューター用の「RPG」ゲームが当時の僕らのもっぱらの話題だった。
現在も新シリーズが作られている「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」がそれだ。
通称「ドラクエ」と「FF」。当時は二つとも新作の「Ⅲ」が出たばかりで、それはもう大変な人気でした。世間的には「ドラクエ」人気が圧倒的であり「FF」はまだまだ今の地位を得るに至ってない状況だった、、様な気がする。当の僕は生粋の「FF」派であり、そのストーリーの重厚さに小学生ながら感動していたものである。
そんな「FF」、RPGゲームであるから当然、主人公と仲間たちが様々な武器を手にモンスターと戦う訳である。その中に出てくる武器の一つがタイトルにもある
「レイピア」
である。ざっくり言うと"もの凄く細身の剣"である。"フェンシングの剣のしならないやつ"と思っていただければイメージしやすいかもしれない。このレイピア、物語の序盤に出てくる初期装備の一つではっきり言って弱い。だがそれはゲーム内の話。
とある学校からの帰り道、僕にとんでもない出来事が起こった。それをRPG風に表現すると↓
ようすけはあしもとをしらべた。
なんと、レイピアをみつけた。
ようすけはレイピアをてにいれた。
じかいにつづきますか?
→はい
いいえ
セーブしました。でんげんをきってください。
ザ・マスミサイル7月のライブ
7/25熊谷HEVEN'ROCK VJ-1
7/26静岡UMBER
7/27甲府コンビクション
現在も新シリーズが作られている「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」がそれだ。
通称「ドラクエ」と「FF」。当時は二つとも新作の「Ⅲ」が出たばかりで、それはもう大変な人気でした。世間的には「ドラクエ」人気が圧倒的であり「FF」はまだまだ今の地位を得るに至ってない状況だった、、様な気がする。当の僕は生粋の「FF」派であり、そのストーリーの重厚さに小学生ながら感動していたものである。
そんな「FF」、RPGゲームであるから当然、主人公と仲間たちが様々な武器を手にモンスターと戦う訳である。その中に出てくる武器の一つがタイトルにもある
「レイピア」
である。ざっくり言うと"もの凄く細身の剣"である。"フェンシングの剣のしならないやつ"と思っていただければイメージしやすいかもしれない。このレイピア、物語の序盤に出てくる初期装備の一つではっきり言って弱い。だがそれはゲーム内の話。
とある学校からの帰り道、僕にとんでもない出来事が起こった。それをRPG風に表現すると↓
ようすけはあしもとをしらべた。
なんと、レイピアをみつけた。
ようすけはレイピアをてにいれた。
じかいにつづきますか?
→はい
いいえ
セーブしました。でんげんをきってください。
ザ・マスミサイル7月のライブ
7/25熊谷HEVEN'ROCK VJ-1
7/26静岡UMBER
7/27甲府コンビクション