メガネコ食堂弐号店 -49ページ目

「ジュリエット」の話。

読者感想文です。


毎度お馴染み、角川ホラー文庫の一冊、『伊島りすと』さんの作品


「ジュリエット」


この作品は2001年の第8回角川ホラー大賞受賞作、13年前に書かれたものであり、読むのは"2度目"。

初めて読んだ時の記憶が全くといい程残っていなかったので改めて移動時間を利用して再読したという流れ。

簡単なあらすじは、、


災害の影響で家や職場を失い、妻とも死別してしまった主人公が、娘と息子を連れて、とある島の建物の住み込みの管理人として働きはじめたのだが、上陸初日に目撃した水字貝の死をきっかけに、身の回りでは不思議な現象が起こり始め、、。


といった感じ。凝ったトリックや特徴的な文章回し、表現等はなく、丁寧でシンプルな文章を繋いで行くだけなのですが、妙に引き込まれるものがあるんですよね。

結末もやや強引ではありましたが、親子三人の過去からの脱却とその成長過程が清々しく書かれていて楽しめました。

「角川ホラー大賞」受賞作の肩書きが付いており、ややハードルが高くなってた分、物足りなさは有りましたけどね。

シンプルで読みやすい分、いつもとは違って"女性にもお薦め"できる作品です。




そんな話。




ザ・マスミサイル12月のライブ


12/4 千葉LOOK

12/8 吉祥寺WARP

12/12名古屋ElectricLadyLand

12/19柏ThumbUp

12/26八王子MatchVox

12/27新宿Marble,Mars,Motion

12/31吉祥寺SHUFFLE

12/31下北沢屋根裏











固まり魂の話~その伍~。

※怖い話の類いなので苦手な方は読み飛ばしてください。


昨日からの続き、長々と話してきたこの話も今回で最終回となる。


自宅での怪奇現象に戸惑いながらも、熊谷でのライブを終えて、翌日の福島ライブに備え、早々にホテルへと引き上げた。

改めて思い出すとゾッとする出来事だ。疲れも出ていることだし、早く忘れて寝てしまおう。

持参した文庫本を読みながら、寝落ちという形で眠りへと就いた。そして、

金縛りである。

二日連続というのは、初めての経験だ。そしてここが自宅ではなく熊谷のホテルの一室であるということは、僕自身に憑いてしまっている可能性が高い。もちろんこの部屋に全く別の何かがいる可能性もあるにはあるが、状況的には考えにくい。

この日の金縛りは体が固まっただけで、怪奇現象の類いは確認できなかった。一度覚醒して、改めて眠ると、もう外は明るくなっていた。


これが、今回僕の身に起こった怪奇現象の全てだ。

翌日の福島ライブ終わりの夜は自宅で寝たが、何も起きず。この文章を書き始めたさらにその翌日から今に至るまで、特に何事も起こってはいない。

結局何だったんだろう?初日の金縛りが強力だった上に、翌日まで固まったので不安だったのだが、今は全く平穏である。人ならざる何者かの気まぐれに振り回されたって事なのだろうか。


真相は誰にもわからない、、。




了。




ザ・マスミサイル12月のライブ


12/4 千葉LOOK

12/8 吉祥寺WARP

12/12名古屋ElectricLadyLand

12/19柏ThumbUp

12/26八王子MatchVox

12/27新宿Marble,Mars,Motion

12/31吉祥寺SHUFFLE

12/31下北沢屋根裏



























固まり魂の話~その四~。

※怖い話の類いになりますので、苦手な方は読み飛ばしてください。


昨日からの続きである。


しかしまず僕の部屋の構造を話しておかねばならない。築はかなり古い二階建てのアパート二階、一番奥まった角部屋に居を構えている。

窓際にベッドを置いており、横になると右側に窓がくる配置だ。そしてこの窓の外は洗濯物を干すためのスペースであり、落下防止のための鉄柵が籠状に付いてる、そんな作りになっている。

話を戻そう。

再度の金縛りに少し焦り始めた僕の視界に異様なものが飛び込んできた。

うっすら明るくなり始めた外の光が僅かに開いたカーテンの隙間から差し込んでいるのだが、窓の外にある鉄柵、その上の細いスペースに"人が立っている"のだ。

もしかしたら夢なのかもしれない。曇りガラスが嵌まっている窓なのに、白いTシャツにジーンズで裸足という格好がはっきりと確認できた。幸いにというべきか角度的に胸から上は屋根の庇に隠れて見えなかったが男性なのは間違いなかった。どう考えても普通の人間では有り得ない。

背筋に冷たいものが走る。

とここで記憶は途切れ、気付くと僕はいつものようにベッドに寝ていた。恐る恐る窓を開けてみたが、いつもの景色がそこにあるだけだった。

トンネルでなんか拾って来ちゃったかもな。そんな事を思ったが、集合時間が迫っていた。顔を洗い、寝不足の体に気合いを入れ、何となく腑に落ちないまま熊谷へと向かった。

世の中不思議な事もあるものだ、、。しかしこの話、まだ終わりではない。




つづく。




ザ・マスミサイル12月のライブ


12/4 千葉LOOK

12/8 吉祥寺WARP

12/12名古屋ElectricLadyLand

12/19柏ThumbUp

12/26八王子MatchVox

12/27新宿Marble,Mars,Motion

12/31吉祥寺SHUFFLE

12/31下北沢屋根裏