デヴァチャン(低級天国) 





例えば、メンタル界から見れば、我々は、一つの何気ない言葉の影響が、話しかけた当の相手に対してだけではなく、その人を通して、その人を通して、その言葉が広いサークルに伝えられ、沢山な人達に伝わって、遂には国全体に影響を与えるようになるということを調べることが出来るのである。思い、言葉、行いに対して非常に慎重でなければいけないと教える如何なる道徳的な訓戒よりも、このようなヴィジョンを一瞥する方が、ずっと効果的とである




透視力 c.w.リードビーター著より

















沈黙。。すべての二元性を超越したひとつの実在






賢者たちと交わることができたなら、様々な自己修練法などどんな意味があるというのか。教えておくれ、涼しく心地よい南風が吹いているときにどうして扇などを使う必要があるのか






「バガヴァン、あなたはまだそんなに年をとっているわけでもないので、頭が揺れたり、歩くのに杖を必要とするのはとても腑に落ちないのですが、どうしてなのですか」。バガヴァンは笑ってこう答えた。「それをどうして不可解だと思うのか。大きな象が小さな小屋に繋がれていればいろいろ不都合な出来事が起こるだろう。それと同じことだ」。 






あるテルグのパンディットにニシカマ・カルマ(動機のない行為)について尋ねられたとき、バガヴァンはあえて返答をしなかった。しばらくして、シュリ・バガヴァンは丘に登り始め、パンディットを含む数人がその後に続いた。途中でシュリ・バガヴァンは、落ちていた棘のついた木の枝を拾うと、その場に座り込んで、ゆっくりと杖を作り始めた。木の枝の棘を落とし、節をなめらかにし、最後にざらざらとした葉っぱで全体を磨いた。作業が終了するまでに6時間ほどかかったが、先の尖った枝で作ったその杖の見事な出来栄えは皆を驚嘆させた。一行が立ち去ろうとしたちょうどその時、羊飼いの少年が突然姿を現した。少年は杖を失くして、途方にくれていた。シュリ・バガヴァンはさきほど出来上がった新しい杖をさっそく少年に渡して、帰ってしまった。パンディットは、これが先ほどの質問に対する答なのだと呟いた






心によって心を発見することは決してできない。心は存在しないということを発見するために、心を越えて進みなさい 




沈黙の聖者 シュリ・ラマナシュラマム編より











落ちているお金というのは、“金運が自分に寄ってくる”外応なのです。そもそも金運の悪い人は、道にお金が落ちていても不思議と目に入りません。それを拾わないということは、金運が良くなるのを断ることになります




「母神」に包まれる方法 森田健より















どこのどの大都会にも、博物館、美術学校、演劇学校、芝居や音楽会のための大きな建物、などが建てられている。幾十万という労働者‥大工、石屋、ペンキ屋、指物師、経師屋、裁縫師、理髪師、宝石商、鋳物師、植字工などというひとたち、、が芸術の要求をみたすために、重い労苦のうちに一生涯をすごしている。したがって、戦争をぬきにすれば、人間の活動のさまざまな分野のなかで、この芸術的活動というものほど多くの人力をのみつくすものはほかにないであろう






この感情のおもなる特性は、鑑賞するひとが相当の程度まで芸術家と合一し、自分の鑑賞する作品がだれかほかのひとにではなく、自分自身によって作製されたように思いなし、その作品に表されるすべてのことが、ちょうど自分もずっと以前から表わしたいと思っていたことであるように思われてくる、という点にある。真の芸術作品のはたらきは、それを鑑賞するひとの意識のなかで、自分と芸術家とのあいだの区別、いな、自分と芸術家との区別のみならず、自分と同じ芸術品に触れるすべてのひとびととの区別をも、なくしてしまう。このように、自分が他のひとびとと合一することに、芸術のおもな引力および特性は存するのだ






芸術の感染力の度合はなによりも一番芸術家の誠実さの程度によって高められる。観客・聴衆・読者が、芸術家自身自己の作品に感染し、自分のために書いたり、歌ったり、弾いたりしているのであって、他のひとびとに作用を及ぼすためでなどないということを感じると同時に、芸術家のそういう精神状態がそのまま鑑賞者に感染するし、また逆に観客・聴衆・読者が、作者自身の満足のためでなく、自分たち すなわち鑑賞者 のために歌ったり弾いたりしているので、作者自身は表わそうと思っていることを感じていないのだ、と感じると同時に、たちまちそこに反感が起こり、きわめて特殊な、あたらしい感情や、きわめて巧妙な技術も、なんらの印象をあたえないばかりか、かえって反発するに至る






「なんですって、第九シンフォニーがよくない種類の芸術に属するとおっしゃるんですか?」こんな激昂した声をわたしは耳にする。「そう、その点にはいささかの疑いもありません。」とわたしは答える 



トルストイ
















マイ シークレット ライフ Ⅴ -120411_1929~001.jpgマイ シークレット ライフ Ⅴ -120411_1928~002.jpgマイ シークレット ライフ Ⅴ -120411_1928~001.jpgマイ シークレット ライフ Ⅴ -120409_1257~001.jpgマイ シークレット ライフ Ⅴ -120408_1747~001.jpg