困難障壁は意識の否定面をいう
死というものは、光が死の力を消すことを望んでいる。何故なら、死でさえ光から出て来たからである
沈黙は金である。悪について語ることは、創造力を悪の上に向け、悪に生命と現実性を与える
どんな人も、自分の前にいる人に、自分の本当の性質を反映させて見るものである。だから他人が一人の人をとやかくいうことに耳を傾けてはいけない。その人が仲間に向ける心と態度を調べることによってのみ、その人の本当の性質を知ることが出来るものである
無知な愚者の言葉に影響されるな。愚者は愚者同志影響しあえばよい。人の心から発せられるヴァイブレーションは分かるものである。それを知るのに言葉はいらない
沈黙のさ中に語らんと欲することも失せ、沈黙により、言葉の束縛を克服す。断食して、遂に食物への好みに打ち勝ちぬ、食物への好みは魂の束縛なり
暗闇は闇の兄弟等の歩く道なり。夜の暗きにあらざる暗さなる闇なり
光を学べば学ぶ程、逆にその人は無秩序のごまかしについて解るようになり、黒同胞団にとって価値のあるものとなる
黒同胞団は人間が進歩するのに必要な暗黒の或る面をつくっているので、存在することが許されている
知ることによってのみ、うち勝てる
この世の凡ゆるものは、唯一の宇宙頭脳から出て来たものに過ぎないということに気づかない人々には「無限の頭脳」は理解されない。神々や人々の中にある凡ゆる智恵は、様々なチャンネルを通してあらわれた一つの智慧の様々な部分をである
最終周期が終ると、かつては一つであったが今は沢山なものとなっているものが、再び一つとなる
今、我は知る。無形こそ、凡ゆるものの姿なるを
意識が進歩するにつれ、究極の世界では無形である意識の精と、ますます調和して、遂に物質的なものは何にも形となってあらわれない宇宙周期に達する
智慧は暗黒の中に隠れているが、その暗黒なの中に焔の精が存在する。この中に本当の智慧が発見される
恐怖を征服せよ。そうすれば君は光を得ることになる
汝、知れ。防壁の番犬等は角度を通してのみ動き、決して空間のカーヴを通しては動き得ざるなり。カーヴを通して動くことによりてのみ彼等より逃れることを得。彼等は角度にて汝を追跡すればなり
万物の総計であると思えるものも、真理という宝石の一カット面にしか過ぎない。新しい化合物になろうと、絶えず崩壊している限り、物質は流動体である
時空は、秘密なものでいっぱいだといわれている。秘密の場所は空間らせんのカーヴの後にある。或る形体の中にある意識は凡てのものの中にある。従って意識はまた過去の時代の物の拡がりの中にもある筈である
外形は物質的に見えても、人間は物質的なものではない。人間は光でいっぱいあって、永遠の源より湧き出したものである。物質的存在として見えるだけのことである
時は大なる秘密であって、自由への鍵である。「時」を征服することが出来れば、人は死を征服することになるからである
凡ゆる空間を貫きて存在する時間は、常に、固定の状態にあり。即ち、時は変化せず、されど万物は時の中にて変化す。時はすべての出来事を別々に切り離し、夫々の出来事を特有の場所におくものなればなり。時は動かざれど、汝等の意識が一事より一事へと移るにつれて、汝等自身が時を貫きて動くなり。。知れ、汝等は時の中にて分離され、個別なれども、常に存在する一つなるものなり
「時」は角度をなして動いているが(直線的に動く)、カーヴをなしている壁の中にてあり、過去の時に浸透するには、凡ゆる意識を松果腺の中に引き入れ、それから毬のように円の形で意識を動かさねばならぬ
未知なるものを恐れる者等は、その恐怖を一つの生きたものとしてしまう。人間の凡ゆる恐怖は暗黒の主等にその源がある。恐怖を征服せよ。そうすれば自由となることが出来る。人間というものは自分の思想によって、光の子にもなるし、闇の兄弟にもなるものである
汝ら知れ。我がつくりしピラミッドに、汝らに生命への道を示す鍵あり。然り、汝ら我がつくりし大なる像(スフィンクス)より入口として建てしピラミッドの頂点に一線を引け。反対側の同じ角度と方向にもう一つ線を引け。掘れ、而して我が隠せしものを発見せよ。そこにて汝らは、汝らが人間となる前に、隠されし秘密の地下への入口を発見せん
意識は夫々、その意識のあるべき場所で、必要な機能を成就しつつ働く。そして低級な宇宙周期は最高の宇宙意識と同じように、神のプランの中では重要なのである。高級な宇宙周期というのは単により大きな能力そのものであるに過ぎない。凡ゆる魂が宇宙意識に於いて一つであるように、凡ての宇宙意識は終極的には一つなのである
今日、完成と見えることも、明日は完成ではなくなる。何故なら、我々はまだ完成というものを知らないからである。「燈火をかかげる者」(大師等)さえもそうである
トスは時間を征服したので、原因と結果の法則を完全に理解している。彼は過去に滲み入ることが出来、結果を原因に戻すことが出来た。そして、偶然におこるものは何もないこと、而も、未来は運命によってきめられては居らず、起こされた原因から生じた結果の法則に動かされるものであることを知ったのである。この原因結果の法則に従い、第一原因から最大限の拡がりをもって、凡ゆるものが動き出るのである。このことをよく知って、人間は自分の作る原因に気をつけるべきである
最後には光りが暗黒を征服するのであるが、最初に来るのは、混沌である
昔の種族は時間の中に次第に忘れられ、その支配者は後に来る者等への神々となろう。オシリスも、ホーラスも、アイシスもこのような神々である
暗黒と光は一つの性質の両面にして、見かけが異なるのみなり。夫々、万物の源より生ぜしものなればなり。暗黒は無秩序にして、光は秩序なり。暗黒はやがて光の光と変わらん。我が子等よ、暗黒の光への転換こそ、汝等の生存の目的なり