『印獣』を観たのは一週間前
あっという間だねぇ。
時間が経つってのは。
嘉穂劇場で『印獣』を観たのは一週間前。
そして、↑の写真は今回の『印獣』には全く関係ないもの(苦笑)
某小屋の調光室の床。
カッコいいけど、落っこちそう(笑)
あ、で。
印獣ですよ。
いやぁ・・・・今週でなくてホント良かった。
今日だったら、まず会場に辿り着けたかどうか・・・。
そして帰れたかどうか・・・(苦笑)
今日の雪は、ずっとではなくてもハンパない降りだったからねぇ。
でも、あの芝居の世界観にはピッタリだったかもしれない。
ねずみの三銃士、第二弾!
前回も、もちろん行きましたよ。
台風だったけど(笑)
前回同様、不条理劇っぽい感じだった。
だけど、前回よりは「?」が少なかった。
そんでもって、配役は河原さんがしたのかなぁ?
それぞれ、「あ~。」って思える役どころだった。
生瀬さんは、父親が純文学の大御所であるコトにコンプレックスを抱えている携帯恋愛小説家。
成志さんは、20年に2冊しか執筆出来ない超筆の遅い空気の読めない絵本作家。
古田さんは、沢山のエッチなペンネームを持つ中国マフィアに借金しているエロルポライター。
なんか、「うん。そうだね。」って感じの配役。
前回の「鈍獣」の時は、クドカンが演出もやっていて確か戯曲のあとがきとかに
「この役はこの人でしょ!って配役するの嫌なんです。」
みたいなコト書いてあったのね。(もしくはテレビでみたのかなぁ?)
だから、今回は河原さんが演出だし・・・そうなのかなぁ?って感じ。
最初から違和感なく観れるね。
しかし・・・やっぱり三田佳子さんですよ。
圧巻ですよ。
この役を三田さん以外だと誰が出来るかしら・・?
とかどうでもいいコトを考えた。
大御所でしょ・・・ん~~・・・
諸々の条件を入れていくと・・・五月みどりさんとか・・・夏木マリさんとか・・・
ん~~~・・・・究極は吉永さゆりさんか?!!
とか色々考えたんですが、あの最後のシーンを思いだすと
やっぱり三田さんじゃないと!って思うわけですよ。
だって、何だか「Wの悲劇」を彷彿とさせるあのシーン。
あれはもう、脚本の段階で狙ってたのかな?(笑)
そして、小学生やら怪人やらはっちゃけるはっちゃける(笑)
どれもイキイキと輝いてる!!
一番前の席だったので、これでもかと間近に三田さんの輝きを見せつけられた。
しっかし・・・還暦を過ぎたとは思えない美しさでした。
やっぱ女優って得体の知れない生き物ですよ。
そして、その他にも欠かせない人物達が。
岡田君は相変わらずいいキレっぷりでした。
あの話の中で、オイシイ役だったよね。
つか、あの役を古田さんでやって欲しい(笑)
年齢設定がグダグダになっちゃうけどさ(苦笑)
ああいう笑いながら恐怖を与えるって、古田さん得意そうだし。
あ、「こどもの一生」って芝居の山田さん思い出しちゃった。
全部観たことはないのだけれど、古田さんの怪演はすごいです。
そして上地さん。
ステキな女優さんだとは思いますが・・・
あの役っているの?って感じでした。
でも、三銃士の皆さんに可愛がられてるんだろうな~ってのが、
舞台からありありと感じました(笑)
あの容赦ない突っ込まれ具合。清々しいですね。
あ、ツッコミで思いだした!
一度だけ、岡田君が回想シーンで三田さんにバチコーン!ってツッコミいれるのよ。
あれ、最初の方はドキドキしながらやったんだろうね(笑)
うまいこと叩く寸前に自分の手を挟んで、直接三田さんを叩かないようにしてた。
三田さんとしては、別に叩いてくれてもいいのに・・・とか言ってそう(笑)
ぃゃぃゃ、無理でしょう(笑)
小ネタとしては、絵本作家が描いた絵が可愛かった♪
エキスを持ったトラがめっちゃツボ(笑)
まだまだ語りたいコトもあるけれど・・・・。
長くなるから今回はこの辺で。