再発してからすぐ入院となったが、2回目の移植をしないことに決まった。
脳の中枢にあらわれたがん細胞は、放射線と抗がん剤で、やつけることになった。

放射線は1回目の移植の時に経験済み。
ほんとに吐き気がすごくて嫌な思いでしかなかった。
上半身にマジックで放射線を当てるための目印を沢山引かれる。
男の放射線医師。
医師とは言えやはり気分はよくないけど
そんなこと言ってられない。

放射線と抗がん剤でなんとか
がん細胞は押さえ込むことに成功。

退院後は抗がん剤の錠剤を毎日服用して過ごすこととなる。
私が今服用しているのはタシグナという抗がん剤。
グリベック→スプリセル→アイクルシグ→ボシュリフ→タシグナ
とやっと自分の体に合う抗がん剤が見つかった。それまでは副作用で吐き気や胃痛、眼底出血など様々だった。

でもこう見ていると今の時代は白血病に対しての薬がこれほどにも揃っていて感謝しかない。