先日、渋谷にある中本に行ってきた。

以前から、
「中本に行く日の次の日が仕事休みなら一番辛いラーメンを食べてやる。」
と、常に豪語していた。

ついにその日がやってきた。

激辛度・10
冷やし味噌ラーメン
770円

写真を見ただけでも、ケツがヒリヒリしてきた。
だが、俺は食券を買った。
怖い先輩から呼び出しを喰らった時のように、もう後戻りはできない。

席に通されてから約10分後、『ヤツ』は俺の前に姿を現した。

『ヤツ』を一言で表すと、
「みそ汁一杯:一味唐辛子1~2本」
て感じ。

以前まで幾度となく俺を苦しめてきた蒙古タンメンが今は愛おしく感じる。
だが、もう後戻りはできない。

恐る恐る麺をすくい上げる。

「これ、明太子パスタやん」

と、思わずほくそ笑んで突っ込んでしまうほど、絡み付いていやがる。
だが、もう後戻りはできない。

意を決して俺は『ヤツ』の懐に飛び込んだ!
「!!!!」

「うま」

「!!!!!!!!」

「ゲホッゲホッ!!!!」

喉をざらついたモノがベタベタ付着するのを感じた。
いたい。いたすぎる。
意識が遠のく。
もう後戻りはできない。

なおも飛び込む。
「ゲホッゲホッ!!!!」

飛び込む。
「ゲホッゲホッ!!!!」

飛び込む。
「ゲボボボボッ!!!!うわ~んうれしい

飛びこ「ボーボボッ!!!!」

体中から飛び散る大量の汗。
口の周りには拭ききれない量の唐辛子。
ピッチャーで用意されている水が、壊れた蛇口のようにどんどん減っていく。

俺は今まで自分より弱いヤツとしか出会ったことがなかった。
だが、『ヤツ』と出会い、打ちのめされた。
こんなことは初めてだ。
でも、心は晴れ晴れとしていた。
きっと心のどこかでこんな喧嘩相手を待っていたのかもしれない。

意識も虚ろで体中ボロボロ。
それでも、最後の力を振り絞り『ヤツ』の胸元に最後の一撃をかました。

「勝った!!!」

俺は完食した。
『ヤツ』は倒れ、俺が勝ったんだ!

自然と頬をつたう何か。
いったいどうしたんだ?
俺は今までにない感情を抱いていた。

家に帰り、今日起きた出来事を思い返してみたが、
あまりの壮絶な出来事に現実味がわかなかった。

『Dreams come ture』
これが夢を叶えるということなのかと思った。

~次の日~

ケツがいたい。
どうやら夢は叶ったが、その分大きな代償を伴ったようだ。

『Keep my dreaming』

ケツがいたい。
ケツ切れたかも。

『Keep my dreaming』

ケツがいたい。
夢はいつまでも俺と共に。

『Keep my dreaming』
5/12(日)は多摩川河川敷にてBBQを行った。
メンバーは、俺・ケイ(高校からの友達)・たっちん(たまたま知り合った友達)・アサミ(職場仲間)・ユカリ(職場仲間)の五人。
$白いブルース

なお、BBQ用品はレンタルより買った方が安いという話になり、勢いで購入。

悪天候が予想されていたが、空一面青空が広がった。
晴天の中、11時からスタート。

青い空、どこまでも続く河川敷、肉、野菜、音楽、シャボン玉、気心知れた仲間、
そして、大自然に果てしなく広がるウィンナー・ウィンナー・ウィンナー。
響き渡る笑い声と、大自然での食事。幸福のひととき。
最高の時間がゆっくりと流れていた。
$白いブルース

そんな時間も束の間、昼過ぎには缶ビール8本を消化。
調子に乗りすぎたことに気づいた時、
溜まりに溜まったアルコールの押し寄せる波に飲み込まれ、
意識を失う。
$白いブルース

数時間後に意識を取り戻したところでBBQ終了。
俺の今年最初のBBQは終わった。

なお、今回購入したBBQ用品は私物になった。
終わらない夏が始まった。


俺はいつもコインランドリーで洗濯をしているのだが、
コインランドリーに着いた時に小銭がないことが最近良くある。
その時は隣にある「ヤマザキショップ」でお金を崩すのだが、
いつもきまってレジのおばさんが一言話しかけてくる。

初めてお金を崩した時は、
あんた、あそこの整形外科の息子さんだろ?
と、言われた。
こいつ、なかなかのバクチ野郎だなと思った。

次にお金を崩した時は、
あんたの顔、よーく覚えてるよー。」
と、言われた。
俺もあんたの顔、よーく覚えてるよー。

そして今日。
今日は飲むヨーグルト瓶タイプを買ってお金を崩したのだが、
瓶は回収するから今飲んでねー。
と、言われた。
どう考えても間違った教え方をされてるんだろうと思った。
でも俺素直だからすぐ飲んだけどね。

次回はどんな一言が飛び出すんだろう。
楽しみだ。
ここ最近、週6~7くらいで「うどん」を食べている。
食べたいと思って「うどん」を食べている訳ではないのだが、
気がついたら「うどん」を食べている。

これは「納豆」以来だ!

「納豆」は実家にいた頃、365日欠かさず食べていた。
どんなに体調を崩そうが眠かろうが欠かさず食べていた。
ただ、「納豆」は一人暮らしを始めてからあまり食べていない。
新しい生活に追われているうちにあまり食べる機会がなくなっていた。

そんな多忙な日々の中でもそばに寄り添ってくれてたのが「うどん」だ!

実家にいる時はまったく意識していなかったのだが、
あのこしの強さ、しこしこしたのどごし、そして全てを優しく包み込むつゆの温かさ。
その全てが居心地いい。

俺は今「うどん」を強く意識している。
これは嘘偽りなく事実だ。

明日からどんな顔をしてお前を食べればいい?
どんな顔をしておいしいと言えばいい?

それよりも俺が恐れているのは、お前が俺の目の前で他の人に食べられることだ。
そんなところをみたら、俺は俺で無くなるかもしれない。

これから少し眠れない日々が続きそうだ。