■じつは日本も移民（いみん）だらけ
日本は単一民族（たんいつみんぞく）で、移民はあまり無いと思っている人が多いネバだけど、まったくそんなことは無いネバ
長い歴史で何度も大陸（中国の方）や南の島々から移住があって、「日本人」ができているネバ
それぞれの民族が入りまじっているから、顔もかなりバラエティに富（と）んでいるネバ
アジアの国のいろいろなところで「◯◯さんっぽいね」みたいに、似ている人を見ることがあると思うネバだけど
それは日本にいろいろな移民が混（ま）じっている証拠（しょうこ）でもあるネバ
歴史上日本への移民はずっと続いていて、国を閉（と）じていた江戸時代（えどじだい）でさえ続いていたネバ
これは完全に閉じていたわけじゃなく、知識（ちしき）や技術（ぎじゅつ）を取り入れるために、おもに大陸側からの移民を受け入れていたネバ
ほとんど知られていないネバだけど、ヨーロッパやアメリカからの移民もけっこういるネバ
移民は入ってくるだけでなく、日本から出て行く移民もずっと続いているネバ
江戸時代の少しまえくらいには貿易（ぼうえき）のために、とくに東南アジアへの移民が多くなり、各地に日本人街（にほんじんがい）が出来たりしているネバ
江戸時代が終わるとさらに積極的（せっきょくてき）に移民を出すようになるネバ
アメリカや南米、太平洋の島々に送り出しているんだネバ
人口が増（ふ）えすぎて仕事が無いのを理由に、「豊かな土地が手に入ります！」みたいな適当（てきとう）なことを言って未開（みかい）の地にどんどん送りこんだネバ
今でもその人達の孫（まご）、ひ孫達が世界各地で暮（く）らしているネバ
次回は、いよいよその「移民」の何がどう問題なのかお話しするネバ
