ねばうさ4コマブログ
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プロローグNo2

暫くソッとしておいてやろうと思い、流動食の食材を買いに二人で出掛ける。そこでリラックマのポストカードを3枚貰う。
家に帰ってモルちゃんに1枚あげると、いつもならバリバリと食べてしまうが、力の入らない口でカミカミする。

その後AM2:00頃に食事に出掛け、戻ってくると加湿器が「ボンッ」と音を立て、火を噴いて壊れた。

モルちゃんの様子は変わらず、あまり触ると気に掛けて近寄って来たり、手をペロペロと舐めてくれるので、そっとしておいた。

彼女は疲れ果て、ウトウトとしていた。
モルッちゃんが手だけで這い回る回数が増えてきた。

流動食を注射器であげると美味しそうにペロペロと食べる。
しかし、突然顔色が変わり、また影に隠れる。


あまり変化は無かったが、大分落ち着いてきた様な気がした。気付けばAM4:30。明日起きたら、何も無かったかの様に、モルちゃんが顔をペロペロとして起こしてくれる様な気がした。

夜勤明けで疲れていた僕は彼女に手紙を残して寝る事にした。
「モルちゃん、苦しそうだけど、大丈夫だよね。明日、また一緒に三人で・・・」と書いていた時、モルちゃんがケージから出たそうにしているのが見えた。僕がケージを開けた瞬間、ベッドとキッチンの間の辺りまで凄い勢いで走り、倒れる様に寝たかと思うと、少しオシッコを漏らした。
僕はテーブルに戻り、手紙の続きを書く。
「・・・遊んであげようね!!じゃあ。 AM4:40」と書き終わろうとしていた瞬間、モルちゃんに目をやると大きな声で
「キュン、キュン」と叫んだ。

今までこんな声は聞いた事無かった。そして少し覚悟をしてモルちゃんに近づくと目は飛び出し、口は開き、舌がブランと垂れ下がっていた。「モルちゃん、モルちゃん!!」

彼女を振り起こし、モルちゃんを抱きかかえるが、グンッ、グンッと少しづつ力が抜けていく。ペタしてね

続く。

プロローグNo1

1999年、初めてのウサギが我が家にやってきた。
最初はモルモットを買おうとしたが売り切れていた為、ウサギ。
名前は「モルちゃん」と命名した。
$ねばうさ4コマブログ

時は経ち、1999年12月28日、仕事帰りにメールが入る。
「今日だね」「調子どう?」「うん、苦しそうだけど今ウンチしたよ」数日前から具合い悪そうにしていたので、2人の休みで今年最後の診察日となるこの日、病院に連れていく事にした。
きっと涙管が詰まり苦しいんだと思った。

診療を受ける時、モルちゃんはやけに暴れてリ、苦しそうにしていた。体重は4.75Kg。ミニウサギなのにこの体重.。先生も僕等も大笑い。色々と先生がチェックしている間にレントゲンが出来上がった。


肺に白い影。

すぐに採血をするとドス黒い血になっていた。酸素が身体にまわっていない様だ。
先生の顔が厳しくなる。

「外で離乳食の食べさせ方のビデオを見て行ってね」
「でも、モルちゃんは元気にゴハンを食べてますよ。」を
「・・・でも・・・オシリの周りに付いたウンチで子宮が悪化して癌になり、それが肺に転移している可能性が・・・」

言葉が何も出なかった。離乳食のビデオも頭に入らない。
帰り際、先生に「次はいつ来院すれば」と聞くと

顔を曇らせ「変化があれば来週にでも」
薬も出なかった。
この頃、ケンカばかりしていた2人が病院を出た瞬間、また言い争う。
「早く来てればこんな事にならなかったのに!!」
「仕方ないだろ!!仕事が忙しかったんだから!!」
無言のまま帰宅。


モルちゃんは僕たちにペロペロと顔や手を舐めるが、たまに恐怖に怯え、立つ事が出来ないのに
手だけの力で素早く暗い所に頭を突っ込む。
ネットで調べると、何かに攻撃されていると勘違いしている様だ。

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続く。ペタしてね

今後の方針。

こんにちは、度々hiroです。

折角のこのスペースをどうするか、悩みに悩みました。
作者さんが書かないのならば、私もそんなに暇ではないですが「ねばうさ」の原作を
ここに綴っていったらどうかと思い。。。
誠に勝手ながら準備が出来次第、プロローグから現在に至るまで、ちょっと時間は掛かるけど、
書いていこうと思います。
現在ではPCを開かずにも更新が出来るので、時間の空いている時に、少しずつ、完結させたいと思っています。

ペタを見ても、作者さんが頑張っていた時と比べると雲泥の差です。
そう、1回でもサボった時点でこういうものは差が出来てしまいます。

昨年、一生懸命、寝ないで頑張った作品です。
ちょっと文章のおかしな所も多々ありますが、修正しつつ、書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

hiro
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