「第9地区」


宇宙人(エイリアン)ものですがこれは…


今までにないSFエイリアンもの

ヨハネスブルク上空で突如停止したなぞの巨大宇宙船そこから降りてきたエイリアン達「第9地区」にて地球での生活を送っている。

という設定なんだけど、今まではエイリアンと人間が闘ったりハンティングしたりするがこれはちょっと違う。

最終的に戦闘したりするのだけど、それまでに人間側がエイリアンに無理やり立ち退きを迫ったりしたりして、むしろ悪者は人間ていうのが面白い。


今までにありそうでなかった設定で面白かったなぁ。



エビが…

エイリアン達がエビのような姿かたちをしていて二足歩行をしている。

人間たちに虐げられているエビ達を見てるとちょっとこれからエビを食べるのを

ためらいがちになりました。



いろいろツボを得てる

人それぞれだと思うけどSF映画ってかっこいい宇宙船が出てきて、未知のテクノロジーの武器がでてきたり、ロボットが活躍したりするイメージが私はあるけど、結構そこがまんべんなく網羅されていて、ツボにはまった。

そして嫌味にならないたまに入るジョークも面白い。

エビが猫缶が好きだったり、ロボットがブタを投げて人間を蹴散らしたりと。

そしてほどよい突っ込みどころ



今までにない設定のSFエイリアンものだけど、おさえるところはしっかりおさえている作品になっていて私はかなり


「満足」


ややグロイシーンがあるけどSF好きでエイリアン物が好きなら楽しめると思う。

続編があっても面白いと思える内容です。



「鉄拳」「TEKKEN」


日本の有名な3D格闘ゲームの映画版(実写版)です。


名台詞がありました…


「コノオトコヲミタカ」

「アッチイケ」


といったカタコトの日本語達…


私の好きな映画の種類に


「間違った日本」


があるわけで、まさにこの映画はそれを体現化していました。


確信犯的に日本のイメージを適当に作っていたりしていて、いたるところで笑えます。


警備兵のお面が剣道の面みたいなのをかぶっていたり、かたことの日本語喋ったり。


でもね、肝のアクションシーンも突っ込みどころはありながらもカポエラがしっかりしていたりしてたり、コマンドサンボの使い手が棒術してたりととっても迷走してるところがおもしろかったです。


ゲームの映画化って地雷が多いけど最近は「バイオハザード」とかそこそこ面白いのがあるから若干期待していたけど…


地雷でした。


まぁわざわざ映画館で見るものじゃないけど話のネタにはなる映画でした。


この映画はターゲットがわかりません・・・

マイレージ・マイライフ


ジョージクルーニー主演の映画です。監督はジェイソンライトマン「JUNO」の監督です。

自分が好きな映画はいろんなタイプの映画があるけどこれはその一つの

ずっと見ていたくなる映画です。



・男って馬鹿だな。女って怖いなぁ

簡単にあらすじを話すとアメリカ各地を飛び回り航空会社のマイレージを貯め続けるリストラ代行会社の社員と、その仕事に燃える会社の新人(大学出たての若い女の子)と、そこで出会ったキャリアウーマンの話。


派手なCGだとか、こったストーリーがあるわけではない数少ない出演者達の会話とかあるあるを楽しむ映画だと思います。

良く言う「男は夢を見て女は現実を見る」ってところに尽きます。


この映画を見ると仕事の厳しさ。そのモチベーションの保ち方。そして女性の怖さがわかります。



・はっとさせられた名言

主人公はリストラをその会社に代わって宣告するのだけど、やっぱりリストラを言われてみんな悲観的になるわけで、そのなかでもリストラされて仕事なくなったら子供に見向きもされなくなると嘆いた人に言った名言


主「子供がスポーツ選手が好きな理由がわかるかい?」

リ「女にもてるからだろ」

主「違うよ、夢を追ってるからだよ。昔の夢を実現する今がいい機会じゃないか」


文章でうまく伝わるかな…


あともう一個

結婚直前に結婚しないで一人でいてもいいんじゃないのかとおじけづいた主人公の妹の旦那に言った言葉


主「今まで幸せだと感じたことはあるかい?」

旦「あるよ」

主「その時そばに誰かいたかい?ひとりじゃなかっただろ」


・・・二個ともちょっとあってるか微妙だけどそんなニュアンスの会話にとってもハッとしました。




今まで特定の誰かと幸せになるのに興味なかった主人公も出張でであった女性と良い仲になるけど結果は…


「女って怖い」


と私は思いました。

まぁ自分には縁のない話です。



この映画久々に「また見よ」と思った映画でした。

おもしろかった~