泣きたい

投げ出したい

誰も知らない所にいきたい



貴女は幼くて覚えてないでしょうけど

貴女のために

色々な幸せを我慢してきてるのよ



言っては酷だと思うから

一度も言ってないけど



貴女の病気のせいで

事更に猫可愛がりする親へも

色々な思いを抱いて育ったけど

それだって言ってない



私は

ただ無口な

ボンヤリした姉だって

そう思われてたから

幼い私なりに考えて

もう、そう言う事にしておいた

のかも


いちいち言い返したり

自分の気持ちを伝えて

分かってもらいたい気持ちが

萎えて消えるほど


それほど

小さなとき

すでに心はすり減って疲弊してたのよ