有明の朝
貴方が
小春に納まっていた時

手を伸ばして
触れたくなったのよ
納まっている貴方に  ね


時々  そうしたくなるの
とても
あの朝も そうだったわ


小春の体液を纏った
貴方を
指にも掌にも感じるのが好き


貴方を迎えて
左右に大きく開いた小春の
肉の花びらにも 触れてみたくなるの


ただ無性に
それだけ