淫夢

という程ではありませんが、思春期の少年が見るような甘酸っぱい夢を見てしまいました。

お相手は、妻と付き合いを始める以前に交流のあった人です。

恋人付き合いまで発展はしませんでしたが、二人で遊んでいた時期がありました。

結局振られたのですが、友人関係は継続しています。

以下彼女のプロフィールと私との関係です。

知り合ったのは私が大阪に住んでいた時で約30年前で、趣味仲間の一人としてでした。

とても可愛い子で、大学生かと思っていました。

「こんな可愛い子と知り合えてラッキー」→私より年上と知ってびっくり

趣味の集まり以外で、偶然顔を合わせることがあったり、色々な趣味が合ったので、趣味仲間の中でも個人的に親しくしていました。

本を貸し借りしたり、一緒に美術館に行ったりしていましたが、それ以上の関係には発展しませんでした。なぜなら、当時私にはお付き合いしている女性がいましたから。

そんな関係も私が東京に転勤になってから途絶えていました。

彼女も趣味の集まりから遠ざかっていました。

そして、10年以上経ってから、彼女が突然趣味の集まりに戻ってきました。

昔とほとんど変わらない容姿に驚きです「こいつ化け物か？」

美しいだけでなく仕事もできる才女です。

一流のエンジニアでもあり、私が勤務している会社のある某高級オフィスビルの設計にも関わっていました。

一時期テレビで「美人すぎる○○」というのを紹介するのが流行っていましたが、「美人すぎるプログラマー」として取材されていました。

有明の大規模な建築工事の現場で、朝礼の際に作業員の前で一緒に準備体操してました。

「私インストールしに来ただけなのに、何でこんなこと？」

そこからまた偶然に趣味の集まりの場以外で出会う機会があり、連絡先を交換して付き合いが再開しました。

彼女が東京に出張した際や、趣味の集まり前後に二人で逢瀬を重ねていました。

てっきり結婚して子育てなど忙しかったので趣味の集まりから遠ざかっていたものと思っていました。

空白の10年間に何があったかというと、ご両親の病気、介護、急逝、経済的な問題があって家のことと仕事以外何もできなかったみたいです。

「誰にも連絡する余裕がなくて」「結婚も駄目になっちゃった」「友達もいなくなっちゃったと思ったけど何人か残っていてよかった」

うーん、華やかな人生を送っていたと思っていたのに彼女がまさかこんな陰鬱な生活を送っていたとは

そして私は彼女に「付き合って」と告白したのですが「頭の隅に置いておくからプレッシャーかけないで」と言われてはっきり拒絶されるわけではなくうやむやにされました。

その後も友人関係は継続していましたが、私が他の女性と付き合い始めたのや、私の結婚、コロナなどがあってここ数年顔を合わせることはありませんでした。彼女の仕事が忙しかったのもあります。

たまにメールのやり取りをするくらいでした。

で、近々趣味の集まりで大阪に行くことにしたので一応連絡してみました。

予想はしてましたが、「今仕事がガッツリ忙しくて」

で、その晩みた夢です。

昔よくあったパターンなのですが、趣味の集まりの後にその一人の宅で二次会というか夜明かし飲んでました。

彼女ももちろんそのメンバーです。

翌朝私が二日酔いで朦朧としていると彼女は既にシャワーを浴びて帰り支度していました。

「私先に帰るね」と言った直後にいきなりキスされました。

柔らかい唇と絡められた舌の感触がはっきり記憶に残ってます。

「じゃ、またね！」と彼女は去って行きました。

夢にしてはあまりにも鮮明でした。

次回彼女と会うときにどんな顔したらいいの？

っていうか浮気する気満々だったのか私？