世の中皮肉なもので、必死に婚活していた時には箸にも棒にもかからなかったのに、結婚なんて選択は捨てて一生趣味に生きて行こうと力を抜いて暮らしていたら、一緒に暮らしても良いと思える人に出会いました。
ここ一年くらいで趣味仲間を通じて知り合った人です。
職種は違いますが私と同じ業界なのでお互いの仕事のことは概ね理解できます。
私より2歳年上なだけあって落ち着いてます。
お互い趣味人ではありますので、趣味が合う部分は一緒に、違う部分は各自好きに行動しててあまり相手に干渉はしません。
何が一番よかったかというと、食事の好みがほぼ同じことです。
お互いの家を行き来して、自分の家では私が料理して食事を出してます。
彼女は私が作ったものは美味しそうに食べてくれますし、彼女が作る料理は私好みです。
それに、こういう言い方はなんですが、趣味人であることを除けば普通の人です。
私が過去にプライベートで関わってきた友人や趣味仲間とは違って常識人ですし、一緒にいることにあまり苦痛を感じません。
気まずくなることはあってもそれは一時的なものです。
本人は結婚はする気が無かったみたいで、仕事を辞めたら気候の良いところにマンションを買って老後を過ごすつもりだったそうです。
そのためも蓄えもしっかりしてあったそうです。
私と同じ業界で年齢もほぼ同じですから、概ね稼ぎも私に近いことはわかります。
経済的には男性に頼る必要もない自立した女性です。
それだけに不安もあります。
彼女もまた過去に私が関わった多くの女性と同じで、男性に頼らなくても1人で生きていけます。
若い頃のように恋愛感情があるわけでもなし、お互いに生活の邪魔にならない範囲で週末に夫婦ごっこをしているのが現状です。
まあ、結婚が目的で付き合ってるわけではないので、気楽に付き合えばそれで良いとも思っています。