昨年の今頃も愚痴ってました。
生活があまりにも干物になってます。
この不況のご時世とはいえ、23区内に住んでいる独身の社会人が給料の大半を貯蓄にしてしまっているのは、必ずしも褒められたことではないと思います。
これでも今年になってから、高いウールのコートを買ったり、沖縄に行ったり、連休には軽井沢にも行きました。月2,3回は飲み会で、そのうち1回くらいは六本木のワイン屋などちょっといいところです。
イベント時には惜しみなく出費してると思いますが、日常生活は学生の頃とほぼ同じだったりします。
上記を含めても、税込年収200万円で余裕で生活できて、貯金もできそうです。
普段どれだけ貧乏な生活をしてるのかと思いました。
基本晩酌もしないし、ここしばらくはカロリー摂取管理をしているので、外食も飲み会以外はしませんし、自炊にしても質素なものです。
健康上の理由で、鳥の胸肉(皮なし)を常食にしてます。
あとは豆腐や納豆、プロテインでタンパク質を摂取してます。
肉気がたまに欲しくなっても、豚バラとか牛肩ロースかももだったりします。
歳のせいか霜降り肉は体が受け付けませんし、赤身の味は国産牛よりアメリカ牛の方が私好みに思えます。オージービーフは独特の臭みが嫌いなので煮込み料理以外には使いません。
魚も好きですが、尿酸値が高いと言われてますので、あまり食べる機会はないです。
服も長く着たいものは何万円しても良いものを求めますが、使い捨てと思ってるものは、そこそこの品質であれば、とにかく安いものを求めてます。
ユニクロにはよく行きますが、私に言わせると、ユニクロも良いものはそれなりの値付けです。
暑くなって着たので、今日はウォーキング用にリネンのシャツを買いました。
ユニクロではフレンチリネン100%のシャツを売ってます。
生地の肌触りもよく、通気性も良さそうで、品質的には満足できますが、お値段が2,990円と、ユニクロのシャツの中では最も高価です。
結局、イオンやイトーヨーカドーを回って、イトーヨーカドーで同じようなリネン100%のシャツがセールで1400円で、さらにそこから20%引きで税込1,209円というお得な価格でした(ニッコリ)。
結局これを買うために半日ウォーキングしてました。
こんな生活で良いのかと自問自答しますが、特に欲しいものはないし、ブランドにもほぼ興味ないですし、車を持つよりはタクシーに乗った方が安いです。
今ふと気付いたのですが、私の部屋に装飾品が一切ありませんでした。
本棚に並んだ本を装飾品と呼べないこともないですが、部屋にはポスターもカレンダーもありません。机の上の貯金箱は装飾品扱いになるでしょうか?
私は飾ることに興味がないと改めて気づきました。
所有するものは実用性に優れ、それに加えてデザインが私好みであれば安い方が良いと思ってます。
ロレックスの腕時計をするくらいなら、手首に札束を括り付けて置けば良いんです。
値段だけならロレックス並みの懐中時計を持ってますが、日本ではマイナーなブランドです。
高いのは純銀製で、彫金細工が施してあって、裏蓋にはエナメル画が描かれているという手間暇をかけた芸術品のような時計だからです。
もし、有名ブランドで同じような時計を売ってれば(実際は現行モデルとして同じような時計を市販している有名ブランドはありません。)軽自動車くらい買える値付けになることでしょう。
人に見せるものではなく、自分が時間を見る時に一人ニヤニヤしながら眺めて楽しんでます。
通帳の金額がいくら増えてもそれは数字の上だけで、生活が豊かになるわけでもないので、このままではあまり良くないとは思っています。
しかし、婚活を再開したら、去年みたいにあっという間に赤字転落するのは必至かと。
婚活をすると、それこそ身につけるものから食事まで全て私の嗜好の逆向きです。
きちんとした身なりなのは常識ですが、ある程度は名の通ったブランドを多少は身につける必要があります。
以前、婚活相手から「そのシャツおしゃれですね。見たことないブランドだけどどこで買ったの?」と聞かれて、「サカゼンのセールで500円で買いました。」と自慢気に答えたせいかはわかりませんが、それ以降は会ってもらえませんでした。
外食するにしても、安くて美味しい店よりも、有名な店でなくてはケチ扱いされます。
なんてことばかり考えてるから、結婚できないんでしょう。
とりあえず、55歳になったら仕事を辞めて、今くらいには好きなことをして遊んで暮らせるように今は蓄財に励むことにします。