さて、例年のように不毛な婚活の成果を報告する日です。
昨年秋くらいから徐々に婚活を収束させて、今年の前半はほぼ休止していました。
その結果、余りにも生活が日干しになってました。
多少は趣味にもお金を使うとはいえ、手取り収入の7割は貯金になる生活ぶりでした。
どんどんと生活費の余剰分が積み上がっていたので、その範囲の費用でもう一度婚活しようと思いました。
それが5月の下旬の話です。
そして、それから3ヶ月程度で貯金は尽きてしまいました。
下のグラフは、私の生活費の予算と、実際に使った金額の推移です。
私は年間の生活費を一定額に定めて、日割り計算で進捗管理しています。
真っ直ぐな線が予算で、折れ線が実際に使った金額の累計です。
折れ線が直線の下を潜っていれば予算以下の生活ですし、上を行けば予算オーバーな生活ということです。
年明けから支出は予算を下回っているので、どんどんと予算と支出の線に開きができています。
それが急に支出が跳ね上がっているのが、婚活を開始した後です。
みるみるうちに支出が予算に追いついて、とうとう予算をオーバーしてしまいました。
つまり、本来の貯蓄を切り崩すことになってます。
これでは文字通り食いつぶされてしまうので、婚活を収束させたら、また生活には余裕が出てきました。
それ以降は予算が余ったら大きな買い物をしたり、旅行に行ったりしてました。
今年もほぼ予算通りの生活になりそうです。
何が恐ろしいかと言うと、これだけ生活を犠牲にして婚活しても成果ゼロってことです。
ここを見ている多くの方は疑問に思う事でしょう。
なぜそこまでする必要があるのか??
婚活の世界では、一部の条件に恵まれた男性(顔、金、社会的地位)以外は良くてATM兼コンシェルジュ、悪くすれば下僕としか見なされていません。
基本的に婚活の世界では男性は複数の女性にアプローチします。
つまり、平均値をとっても女性は複数の男性からアプローチを受けます。
さらにちょっと条件の良い女性だと、数名から数十名、人によっては数百名の男性からアプローチを受けます。
若くて奇麗な女性が日記でちょっとつぶやくと、分速1いいねくらいのスピードで男性からリアクションがあります。
当然女性は男性を選ぶ立場と思っています。
自分にアプローチしてくる複数の男性から1人を選ばなくてはならないのです。
当然男性を見る目は厳しくなり、男性の欠点を見つけては削っていくことになります。
男性からすると、女性と交際していてもどんな理由をつけていつ切り捨てられるかわかりません。
私も実際にほとんど言いがかりのような理由で振られたことは数えきれません。
むしろ、理由を言ってもらえるだけまだ良心的な女性だったりします。
男性の方も安心を担保するために、より多くの女性にアプローチするようになります。
以下ループです。
こうして行き遅れの中高年男性と女性が量産されていく訳です。