確定申告の際にパソコンの書類を整理していたら、依然に自分の病歴のメモがありました。
前回休職する際に、主治医を変えたのですが、発症から今までの経緯を口でうまく説明できる状況でなかったので、時系列でどんな症状に対してどんな処方を受けたかを記してあります。

今読み返してみるとコワいですね~。

典型的な多剤大量処方で、私が不調を訴える度に薬が追加されています。
最終的には8種類の薬を飲んでいました。
巷の診療内科医の大半は薮で、薬を出すだけしかしないと言われているのも納得です。

私の今の主治医はこの処方を見て失笑していました。
今の主治医は私の友人で大手製薬会社の学術部門で向精神薬を専門にしている人から紹介されたクリニックです。
今の主治医曰く、治療の基本は単剤だそうです。

さらに恐ろしいのは、最初の主治医は一貫して、私を抑うつと診断していましたが、下記の病歴を見た今の主治医は「双極性2型障害の可能性が強い」と。
うまり間違った診断をしてるのだから良くなる訳なんてないです。

極めつけに恐ろしいのは、一連の経緯を知った友人の
「国内で双極性障害の診断を下せる医師は少ない」
というコメントでした。

今も国内で多くの人がヤブ医者の手で薬漬けにされてさらに病状を悪化させていると思うと胸が痛くなります。

2007年4月
部署移動により業務、職場環境が大きく変わる(悪化)
2007年6月
集中力がなくなり、業務に支障が出始める。仕事のミスも増えた。
2007年7月上旬
常に憂鬱な気分で倦怠感を覚えるようになり、頭がぼんやりして思考が困難になる。不眠が顕著になる。
2007年7月中旬
仕事に対して恐怖心を覚えるようになり、出社できなくなる。
2007年7月下旬
心療内科を受診し、抑うつ状態と診断される。トレドミン、ハルシオンを処方される。
2007年8月中旬
会社を退職。躁鬱症状がでたため、トレドミンを中止、代わりにデプロメール、リーマス、リスパダールを処方される。
2007年9月上旬 
不安感が強まり、ソラナックスを追加処方される。
2007年12月
次職が決まる。不安感がなくなりソラナックスを中止。
2008年1月
新会社で勤務開始。不眠が和らいだのでハルシオンをマイスリーに変更
以降しばらくは安定していた

2009年1月上旬
業務に対する焦燥感を覚え、不眠と早朝覚醒が顕著になる。仕事のことを考えると憂鬱な気分になり、会社をやめたいと思うようになった。トレドミンを追加処方、マイスリーをハルシオンに変更し、グッドミンを追加処方。
2009年4月
憂鬱な気分はやや改善した。自覚はなかったが、会社の上司から、最近興奮しやすいことを指摘され、トレドミンを減量した。
2009年6月
強い倦怠感を憶え、思考が働かず時々欠勤するようになる。早朝覚醒が顕著になったのでグッドミンをリスミンに変更したが、翌朝まで作用が強く残ったので再びグッドミンに戻した。
2009年7月
仕事のことが常に頭から離れず、思考がぐるぐる回るようなる。仕事をすることが非常に苦痛に感じるようになる。トレドミンを増量する。
2009年8月
出勤が困難になり大半を欠勤する。不眠、早朝覚醒が顕著でほとんど眠れなくなった。ワイパックス、ロヒプノールを追加処方。

2009年9月に今の主治医にかかり、3ヶ月かけて処方を変更しました。
リーマスが基本で、後は睡眠補助のためにレスリン、サイレース、マイスリーを服用しています。
必須なのはリーマスだけで、後は必要に応じて服用しています。