確定申告も大詰めなこの時期です。

サラリーマンの私ですが、株式売買等の投資をしているのと、昨年末からプチながら大家業を始めたので確定申告が必要です。

投資については元々源泉徴収で税金を納めていますし、損も出していませんので特筆することはありません。
医療費も10万円には届かないので控除の対象にもなりません。

大変なのは大家業の方です。

収入は12月後半の家賃のみですが、これに対しかかった費用を見たら真っ青になりました。
不動産の名義変更の手数料に、各種証明書等の取得費用で軽く家賃の数ヶ月分です。

申告書類を作成したら、税金がいくらか戻ってくることになりました。
要はその戻って来る額の数倍を払ってるってことですから嬉しくも何ともありません。

そして、母の申告書も作成すると実になんとも言えない結果です。

一部屋を間貸しして家賃収入を得てるのですが、そのためにかかった費用は。
不動産屋に払った仲介手数料・広告宣伝費
不動産屋に払った管理費
住人が入れ替わった時の掃除・修繕費
固定資産税

これだけでも家賃収入の半分近くを持ってかれるのですが、
減価償却というものがあります。

家を建てた費用を22年間かけて消却する費用です。

上記を合わせると赤字です。
儲かりません
家賃収入で建築費用を回収できません。

不動産投資ってそんなに儲からないの??

答えはこれです。
賃借物件は限りない安普請です

今の家は自分で住むことを前提に建てたので、大手ハウスメーカーの注文住宅です。
細部の仕上げも丁寧で
キッチンやバス、トイレなどの水回りは広くとってありますし、設備も良いものを使っています。
いくら建物が良くても、設定できる家賃は地域の相場がありますので、高くするにも限度があります。
結局、この地域でとれる家賃では建築費をペイできない計算です。

やっぱり賃借で儲けるなら工務店に直接依頼して、材料も極力コストを下げないと家賃で建築費用が回収できそうにありません。