今日は東京都立中央図書館に調べ物にいきました。
帰りに隣接している旧有栖川邸をぶらぶらしてきました。
港区のど真ん中にある都会のオアシスみたいな公園です。



公園の木々もかすかに色付いてきて、そろそろ紅葉を感じさせます。

それは置いといて本題です。
公園周囲の道路に長い行列ができていました。
最初は何かのイベントかと思ったのですが、麻布中学の説明会みたいでした。
麻布中学と言えば私立御三家の1つです。
ここに入ればある意味将来が高い確率で約束されます。
親御さんが目の色変えるのはわかりますが、想像以上に大変そうです。
説明会を聞く為に何時間も並ぶなんて私には耐えられないです。

私の独断と偏見ですが、本当に優秀な人は普通に勉強してれば東大くらいには入れます。
進学校で手取り足取り受験技術を叩き込まれてやっと東大に入った人が社会に出ても、勉強以外には何もできない人になるような気がします。
実際、私が以前に勤めていた会社は東大閥だったので、社内では東大にあらずば人にあらずな雰囲気でしたが、東大を出てても仕事ができないバカな人が大勢いました。
学歴と仕事ができる、社会人としての能力が高いとはあまり一致しなさそうでした。
さらに私見を言うと、京大卒の人は私から見ても優秀な人が多かったです。
但し、個性が強すぎて組織の中で仕事をするのには向いていない人が多かったように思います。

私の頃の話ですが、入試試験の問題を見ると、東大と京大では全く求められる資質が違う問題でした。
東大の問題は基礎を踏まえていかに出題者の意図を汲んで効率的に回答していくがが重要でした。
しばらく前に流行った「ドラゴン桜」という受験漫画で解説されてましたが、私も全く同感です。
京大の問題は、ハッキリ言って極めて難度が高い問題で、一般人が逆立ちしても解けそうになかったです。