今年度も残すところあと1週間で、引き継ぎに追われるかと思いきや既に新部署での業務を言い渡されて頭をひねっています。

それは置いておいて、ここ数ヶ月の会社の上層部の発言には\(*`∧´)/という気分にさせられます。

そんなわけで名言シリーズ2「会社で使える名言」です。

「我が社は少数精鋭(`・ω・´)キリッ」
確かに我が社はライバル会社よりも遥かに規模は小さいです。
だけど、同業他社よりも給料が安いのに(ヌルイ会社だけど)個々の能力が他社より高いはずないです。
少数精鋭なんて、数を揃えられなかった無能な経営者の良い訳です。

「今の状況では仕方ないだろ!」
売り上げが倍増したら、営業が追いつかず他社に製品を譲渡するはめになりました。
確かに、今の状況では仕方がない経営判断ですが、
そんな状況を作り出したのはお前らだろっ\(*`∧´)/
散々「シェアを取れ」
って営業にハッパかけて、いざシェアを取っちゃったら
「シェアをカバーできる営業力がない」
って何かの冗談ですか??
口だけで売り上げを支える体制を作ってこなかった経営陣の無能さを露呈してます。

「○○は宣伝費をそんなに使ってないよ」
確かに、私は宣伝費を目一杯使ってました。
この業界では通常せいぜい売り上げの5%くらいなのですが、私は軽く10%以上使ってました。
ですが、今年が発売15周年の節目でしたし、結果的に売り上げを2倍以上に増やしました。
それに対して、会社が今一番力をいれなくてはいけない製品では売り上げの2%程度しか使ってませんでした。
これは決して褒められたことではなく、我が企画部の担当者が無能で上層部も明き盲だからに他なりません。
今までは競合製品がなく、独占販売でしたが、昨年秋に対抗品が登場しました。
その結果、すでにシェアを大幅に切り崩されています。
ここは一時的に経費を使って顧客対策、販社対策を打たなければならないのに、経費が少ないことを誇るなんて本末転倒です。

「人事異動があれば、組織の業務遂行能力が一時的に低下するのは仕方ない」
今年の4月に、課長を異動させて、後任がいなかったことに対する取締役の言い草です。
部長と大げんかして配送センターに飛ばされた課長ですが、製品を発売以来15年も担当してきた課長の穴を埋める人材が社内にいなかったというオチです。
私は課長の仕事は全て掌握していて、直ちに業務に差し支えることはなかったのですが、今までは私と課長で販促企画を考えていたのが、私1人になってしまい、完成度が低下したのは明らかです。
組織の力を低下させる人事異動って??

「○○のプロモーションの今後の展開」
私の担当製品を他社に譲渡することを全社員にアナウンスするために、全社会議を開催したのですが、その際の会議の名目です。
JAROに訴えてやりたくなる大嘘です。
よく、他社との提携を打ち切る際に発展的解消という言葉を使いますが、それと同じニュアンスです。

「販売力を強化するため」
私の担当製品を他社に譲渡する理由です。
しかし、今までの販売提供を解消して、営業を他社だけに委ねるのが営業強化になるのでしょうか?
我が社の営業は足手まといだって公言しているようなものです。
効果は覿面で、その翌週から我が社の営業の顧客訪問件数が激減しました。

今まで独占的な営業をしてきて、他社と競争しなくても売り上げが保証されてきた会社の能天気な経営陣のすっとぼけた発言です。