今日は中野ブロードウェイに行ってきました。
昔ながらの商店と、最近流行のオタク向けショップなど、古今東西のものが混在しているカオスな空間です。
そんな中で、私が立ち寄ったのは、アート系の本がメインの古書店です。
目を引かれて手に取ったのがこれです。
「美神の館」
著・挿絵:オーブリー・ビアズレー
訳:澁澤龍彦
黒と銀の装丁が美しいです。
ビアズレーは「サロメ」の挿絵でも有名な、デカダン調の白と黒のコントラストが印象的な画家です。
「美神の館」は放浪の歌人タンホイザーと美の女神の邂逅を官能的にかつ美しく描いた作品です。
リヒャルト・ワーグナーがオペラの題材にしたテーマです。
澁澤龍彦はサド文学の翻訳で有名ですが、作家として、翻訳者として、評論家として、古今東西の文学・芸術・風俗に通じたサブカルの魁みたいな人です。
中はこんな感じで挿絵はどれも素晴らしいできばえです。
もう一冊買ったのはこれです。
「高丘親王航海記」
澁澤龍彦の遺作となった著作です。
話は澁澤版西遊記というか、東方見聞録という作品ですが、その作風は幻想的にして甘美です。
装丁はこれまた美しいできばえです。
あっ、今日中野に行った一番の目的は
婚活サイトで知り合った女性(43歳翻訳家)と会うためでしたが、
「また来週辺りに会ってもらえますか?」
「えーっと、考えさせてください」
あっけなく撃沈しました(´・ω・`)
昔ながらの商店と、最近流行のオタク向けショップなど、古今東西のものが混在しているカオスな空間です。
そんな中で、私が立ち寄ったのは、アート系の本がメインの古書店です。
目を引かれて手に取ったのがこれです。
「美神の館」
著・挿絵:オーブリー・ビアズレー
訳:澁澤龍彦
黒と銀の装丁が美しいです。
ビアズレーは「サロメ」の挿絵でも有名な、デカダン調の白と黒のコントラストが印象的な画家です。
「美神の館」は放浪の歌人タンホイザーと美の女神の邂逅を官能的にかつ美しく描いた作品です。
リヒャルト・ワーグナーがオペラの題材にしたテーマです。
澁澤龍彦はサド文学の翻訳で有名ですが、作家として、翻訳者として、評論家として、古今東西の文学・芸術・風俗に通じたサブカルの魁みたいな人です。
中はこんな感じで挿絵はどれも素晴らしいできばえです。
もう一冊買ったのはこれです。
「高丘親王航海記」
澁澤龍彦の遺作となった著作です。
話は澁澤版西遊記というか、東方見聞録という作品ですが、その作風は幻想的にして甘美です。
装丁はこれまた美しいできばえです。
あっ、今日中野に行った一番の目的は
婚活サイトで知り合った女性(43歳翻訳家)と会うためでしたが、
「また来週辺りに会ってもらえますか?」
「えーっと、考えさせてください」
あっけなく撃沈しました(´・ω・`)