最近は流通業のプライベートブランドが全盛ですけれど、イオンでトップバリューの靴を見かけたので買ってみました。
せっかくだから比べてみようと思って、同価格の靴も買いました。

$メランコリー徒然草
左の茶色いのがトップバリューの靴5800円也
右の黒いのが、よくある廉価なビジネスシューズのGuy Larocheの靴5800円也
外見はほぼ同じに見えます。
いずれも本体は牛革でソールは合皮です。
全体的な感じでは、トップバリューの方が厚手でしっかりした作りです。
Guy Larocheはちょっとぺらぺらしているように思えます。

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Guy Larocheのつま先部分の仕上げです。
縫い目は二重で、密に縫い上げています。
ただ、革の切り方と、仕上げが少し雑です。

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トップバリューのつま先です。
比べると、二重の縫い目の片方が明らかに粗いです。
粗いのですが、この部分は太い糸を使っていて、強度を上げるためにこうなっているのでしょう。
外側の縫い目は密で奇麗です。
仕上げも奇麗になっています。

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Guy Larocheのヒールです。
合皮にウレタン?を挟んであります。
クッションの具合は良さげですが、耐久性は疑問です?

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トップバリューのヒールです。
厚い合皮を幾重にも張り合わせています。
クッションは皆無ですが、丈夫そうです。

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Guy Larocheの縁の仕上げです。
縁を包み込んで奇麗に縫い込んであります。
ただ、内側の革は紙のように薄いです。
基本一重構造で内側に薄い革を張っただけみたいです。

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トップバリューの縁の仕上げです。
明らかに外側と内側に2重構造になっています。
Guy Larocheと比べると、明らかに厚みがあってしっかりした作りです。
ただ仕上げの丁寧さは劣るように思われます。

あと、靴の内側の仕上げにも違いがありました。
トップバリューの方は内側がメッシュになっていて通気性が良さそうです。

総合すると、トップバリューは決して安かろう悪かろうではないように思われます。