今日は仕事の話です。
長いし、会社の人を誹謗中傷する話ですので、興味のある方だけお読みください。

今日も会社に行けませんでした。
ここ2週間ほどまともに会社に行けていません。

とにかく腹が立ちます。
悔しいです。


トラブルの相手は開発部のD女史です。
と言っても、直接何かがあったわけではありません。
それどころか、彼女は今私との接触を禁じられています。
もちろん私のいるフロアへの立ち入りも許されていません。


にも関わらずはらわたが煮えくり返る思いをさせられました。

元々こんな風になった経緯は彼女の傲慢で人を人とも思わない振る舞いに我慢できなくなったからです。
自分の上司の開発部長が私とは前の会社で上司部下の間柄で、私が今の会社に入れたのも開発部長の引き合いがあってのことです。
それをいいことに、事ある毎に
「部長がひでさんに相談しろって。」
「部長もよくわからないからひでさんに聞けって」

と、部長を盾にして、文献等の下調べやそのレビュー、製品開発企画書や仕様案まで作らされました。
しかも、彼女はいつも「相談があります」
と言って私のところに来るのですが、要領を得ない話で、半分以上が愚痴だったりします。
そんな無駄な話に何時間も付き合わされる日々でした。
体調的にもどん底に近い時期でしたので、彼女の相手は非常に苦痛でした。

そんな私がぶち切れたのは、新製品開発の具体的なプランを起案した時です。
上述のように私が一からお膳立てしていて、彼女はそれを会議で発表したり共同開発先に説明するというポジションでした。
案をまとめる段階になって、彼女からは
「相談したいことがあります」
「相談に乗るのはいいけど、報告書をまとめて問題点を整理してからにしてね」
そう言ったにも関わらず、彼女は書きかけの報告書を持ってきて、出張で部長が私をフォローしてくれないだとか愚痴を交えつつ、2時間くらいかけて報告書の作成に付き合わされました。

そして、後日に驚いたのは、私の部長からその報告書と製品開発企画案が転送されて来たことです。
まず私には何も知らされていませんでした。
私は何もしていないことになっていました。

経営計画室の室長が言ってました。
「これを全部1人でまとめるなんてDさんは優秀だねぇ」

まずはうちの部長に抗議しました。
「なんでこの報告書は私に直接送られてこなかったのですか?」
「それは私のせいです。Dさんに誰に送れば良いかと聞かれてとりあえず私にと答えたから。」
さらに怒り倍増です。
そこまで部長に聞くならなぜその時点で私に送ろうとは思わないのでしょうか?
私は部長から転送してもらえば充分とでも思っているのでしょうか?
人をバカにした話です。

「二度と彼女に関わり合いたくありません\(*`∧´)/」
「いや、気持ちはわかるけど、開発部だけでは今後不安です。どうか会社のためと思って力を貸してください。」
こうまで言われてしまったら、私も引けません。
「だったら辞めます。」
こうして私は退職願を出すはめになりました。
部長に言われたとおり、会社のために働くことを拒否したことと、私を引っ張ってくれた開発部長の顔を潰してしまった責任をとるためです。

結局、人事取締役は退職願を受け取ってくれず、即決で当面はDさんを含む開発部は私への接触を禁ずることと、私のいるフロアへの立ち入りも避けることと決まりました。
当然Dさんは猛反発し、私の悪口を言いまくっていたそうですが、全く私にはお咎めなしです。

その後、結局新製品開発の企画はその後の具体的な開発計画作成の段階でとんでもないミスが発覚し、中止に追い込まれました。
ざまぁと思う気持ちがある一方、私がついてればこんな結果にはならなかった可能性が大きいと思われました。

長くなりましたが、今回の事件です。
私の担当製品を海外に輸出しようという計画があります。
米国では具体的に話が進んでいて、米国の規制当局に申請する段階まで来ています。
それに際して、当社製品の仕様実績について対抗品との比較データを求められました。
海外開発の業務は海外事業部が中心になっているのですが、元々海外流通を専門にしていた部なので、こんなことには対応できません。
そこで海外事業部から私の企画部に依頼がありました。
結局私が社内にある数千件のデータベースをレビューして、私の担当製品と対抗品の仕様成績をまとめました。
該当する文献資料もコピーしました。

ここで唖然としました。
私がまとめたデータ、資料を持って行ったのは開発部でした。
開発部はこのデータを米国で共同開発しているベンチャーや米規制当局と繋がりの深い某教授の所に示して今後の計画を進める運びです。
またしても、人に下働きをさせておいて、さも自分の成果であるかのように振る舞っているわけです。
しかも、Dさんは米規制当局と繋がりの深い某教授のお気に入りだったりします。
最初にその教授が来日した際に、彼女が世話役を勤めてすっかり気に入られたようです。
その後も、その教授が来日した際には、会議など役割がなくても出席してますし、社長や国内の高名な研究者との会食にも同席しています。
それどころか、会社とは関係ないところで二人で会っているそうです(本人談)。
もちろん私は不興の意を部長に伝えました。

これだけでも相当腹に据えかねるのですが、先日にさらに私を激怒させることがありました。

海外事業部から取締役を通じて依頼がありました。
私の担当製品を香港に輸出するにあたって、仕様書をどのようにするか国内の仕様報告と香港の実情を勘案して決めたい。
香港の共同開発先を訪問するので、まずは国内でこれこれの目的で使われたデータをまとめて欲しい。
「来週半ばには香港に行くそうなので、今日明日中に頼む。」
ムカッとはしましたが、取締役命令には逆らえません。
それに、ものの数時間もあればできる作業です。
言われた日の昼過ぎには取締役にまとめと引用資料を提出しました。

ここまでは、まだ腹を立てるようなことではありませんでした。
後日に部長から
「いよいよ香港で開発が始まるんだって。」
「具体的な計画を詰めるために開発部も参加するんだってね。」
「何でも今香港に行ってるみたいよ」

激怒した私は、机を蹴ってそのまま退社してしまいました。

またしてもやられました。
いいように下働きをさせられて、結果は持って行かれました。

しかも今回は周到に開発部の名前を出さないように、わざわざ取締役を通しています。

上に書きましたが、既に私の担当製品の国内の仕様報告はまとめて開発部に渡してある筈です。
そこから調べれば良いことです。
結局はそれすら自分たちではやる気がないのか、やる自信がないのか。

何よりも腹が立つのは、私がまとめた資料をそのまま使っているのに、さも自分が全てやりましたと社内各部署には報告を上げていることです。

悔しいです。