婚活ではなく、仕事の話です
しかも例によって中二病全開の話です


みんなアピールが露骨というか、正直ウザいです
仕事はするものであって、語るものではありません。
と言いながらここでは自分語りします。

先日に大きなイベントがありました。
私の担当製品の発売15周年&会社設立60周年を記念したイベントです
単なる感謝際ではなく、参加してくれたお客さんが、来てよかった、役に立ったと思ってもらえるように、歴史的なことから、最新の研究事情の紹介までを盛り込んだ内容にしました。
ゲストの講演者の名前だけでもこの業界の人ならおおっと思う事でしょう。

で、イベントが終わって、営業担当者は参加してくれた顧客のフォローをしているわけです。
そんな中、ある重要顧客(某大学の教授)の担当者が、自分のマネージャー宛に顧客訪問結果をメールしました。

「○○エリアマネージャー様
お疲れ様です。○○大学の○○教授に面会致しました。大変喜んでいただきました。面白かった。会の後で皆で飲みにいったとの事でまたよろしくとの事でした。今月の発注のお礼を言うとご機嫌でした。」


担当者のうれしい気持ちはわかりますが、そんなこと営業日報に書けば良い事です。
わざわざリアルタイムにメールを送る意味が分かりません。
重要な顧客に喜んでもらったことをアピールしたいのでしょうか?

それに対してマネージャーが返事をするのは理解できますが、ccで取締役、営業本部長、うちの部長、同僚のAさんに送るのはアピールが露骨すぎます。

さらに、取締役がマネージャーに返信したのはいいのですが
「お疲れ様です。
○○発売15周年記念講演会のフォロー報告をありがとうございます。
○○教授から報告の評価を受けたことは大変うれしい事です。
これは○○君の努力はもちろん今回の企画を実現させた○○部長を始めAさんなどの関係者の努力の結果です。
今回の企画をどこまで生かすかは今後のフォロー(今回参加戴けなかった顧客を含む)にかかっています。
 最大限生かす活動を期待しています。
 宜しくお願いします。」


営業の担当者だけでなく、今回のイベントを企画・運営した私たちの部署にも気遣ってるとアピールがみえみえであざといです。

ここまでなら私には関係ない話なのですが、わざわざ部長が上記のメールを転送してくれて

「イベントの成功の第一は、“プログラム”にあると私は思っています。
誰の、だれが、ということでなく、これはチームの成果です。
本当にありがとう!」


私の名前が全く出てこないことを気にして、私は表に出ていないけど陰で働いていた事はよくわかっていますというアピールがウザいです。

ぶっちゃけ、私はイベント当日の運営には全く関与していませんし、社内の会議や打ち合わせは全て欠席してました。
営業をはじめとする各部署への指示・連絡は全て部長か同僚のAさんを通じてであって、私の名前は一切公には出ていません。
それは私が健康上の理由で他部署の人との接触を避けているからです。
正直なところ、余計な気遣いは却って鬱陶しいです。

実のところは、イベントのプログラムを考えたのは私で、誰をゲストに呼ぶか考えたのも、ゲストの講演内容を作成したのも私です。

社内的に名前がでなくても、私の仕事は充分に評価されたと思っています。
それは営業日報を読めば分かることです。
営業担当者が全国の顧客にイベントの案内をして
「これは面白そうだ」
「凄いメンバーを揃えたね」
「都合があって参加できないけど、後で資料が欲しい」

多くの反響がありました。
イベント後の日報を読むと
「とても勉強になった。ありがとう」
「とても濃い内容だった。こんな会なら次回も参加したい。」

さらには参加できなかった顧客からも
「噂になってたけど盛況だったそうですね。参加できなかったのが残念です。」

一体これ以上にどんな評価があるでしょうか?
誰に言われるまでもなく、結果こそが私にとって絶対の評価です。